ユッフィー

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最後に見えたのは、オレガノが謁見の間にサークレットを置く場面。 「勇者オレガノが生きていれば、妻子に危害が及ぶ」 旅はまだ、終わらない。 「故に私は今から…誰でもない男だ」 「では、何とお呼びすれば?」 孤独な彼を、案じるユッフィー。 「私はヴァジル。怪傑ヴァジルさ」

奈落へ落ちてゆくオレガノを、桃色の柔らかな何かが受け止める。 左右を見れば、虹色の巨大な羽が羽ばたいて。 「これは!?」 「わたくしはユッフィー。地底の国より、馳せ参じました」 すると、上空から怒声が。 「おのれ!このまま、大地のあぎとに喰われるがいい」 大穴が閉じる…!

「脱出しますの!」 とっさに、ドラゴンの髪をつかむオレガノ。 それを確認すると、巨体が全速で駆け昇る。 左右より迫り来る岩壁より速く。 大穴から、青空の下へ飛び出る桃色の竜。 かつて、全ての災いの根源と呼ばれた穴は…ここに閉じた。 「礼を言おう、竜の姫君よ」 「光栄ですの」

「私は作家。テロじゃなく、自分の作品で世の中に訴えていくよ」 「わたくしはお父様の斧となり、道を開きますわ」 まるで、銀河の賞金稼ぎと小さな相棒。 現実の夜景にARの如く投影された、悪夢のRPGを巡る二人の旅は 呪いに満ちた現代日本で、ガチャ無き世界の道標を見出せるだろうか?

【後半の予定】 勇者の惑い編(変更) ヨハネス編(変更) 大後悔時代編 ダルマ出兵編 覇王秀吉編(追加) 世界樹編 海賊の宝編(変更) 真実の愛編 独立戦争編 ムウ浮上編 繋がる結末編(追加)

オグマだ。ブリーシンガメンはワシが作った