奈落へ落ちてゆくオレガノを、桃色の柔らかな何かが受け止める。
左右を見れば、虹色の巨大な羽が羽ばたいて。

「これは!?」
「わたくしはユッフィー。地底の国より、馳せ参じました」

すると、上空から怒声が。

「おのれ!このまま、大地のあぎとに喰われるがいい」

大穴が閉じる…!
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夢を渡る小説家イーノ
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