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都築郷士 ぶうつく 呟きの如く・5

【小匣】 髭をひねつて 何思ふ己 己にとて分からぬ 神秘!の小匣コバコ 一度 こじ開けてやらうか、 と 袖を捲つたが 無理は 見えてゐた 何故ならそれは誰ぞの命 命からがらにても 護るべき、 あゝ神でさへ 尻込む 息呑む - 一服の 魔薬ハード·ドラッグ。 ©都築郷士

詩)都築郷士『ぶうつく』呟きの如く・17 附・詩人の為の秋冬ワードローブ集

都築郷士 ぶうつく 呟きの如く・6

詩)都築郷士『ぶうつく』呟きの如く・18 附・詩人の為の秋冬ワードローブ集

詩)都築郷士『ぶうつく』呟きの如く・16 附・詩人の為の秋冬ワードローブ集

詩)都築郷士『ぶうつく』呟きの如く・14 附・詩人の為の秋冬ワードローブ集

詩)都築郷士『ぶうつく』呟きの如く・13 附・詩人の為の秋冬ワードローブ集

詩)都築郷士『ぶうつく』呟きの如く・12 附・詩人の為の秋冬ワードローブ集

都築郷士『ぶうつく』呟きの如く・11 附・詩人の為の秋冬ワードローブ集

都築郷士『ぶうつく』呟きの如く・10 附・詩人の為の秋冬ワードローブ集

都築郷士『ぶうつく』呟きの如く・8 附・詩人の為の秋冬ワードローブ集

都築郷士 ぶうつく 呟きの如く・4

都築郷士 ぶうつく 呟きの如く・3

都築郷士 ぶうつく 呟きの如く・2

都築郷士 ぶうつく 呟きの如く・1

●扉 私が、言ふを知らず 讀んで許りゐた頃 誰かゞちりんちりん 自転車で追ひ抜いて行つた 爽やかな 負けであつた それは 出逢ひ?だつたのかな? 私が、自意識に溺れ 客観的に己れを見るすべ を、失つてゐたとき 誰もゐない筈の部屋から 誰かゞがちやり ドアを開けて。 ©都築郷士

私は、あんたが好きなんです 誰かにさう云ひたい、これは衝動 趾が冷えてゐる あゝ私の末端 末端はいつも切り捨てられる 趾を?切り捨て? グロテスクな夢 - あれ?愛の告白ぢやなかつたつけ? いや、私は目が醒めてゐるのに 夢に縋らうと 愛を知らない私、 夢の揺籃にて。 ©都築郷士

【牛に】 幼少 ご飯を食べてすぐ横になると 牛になつてしまひますよ なんて 己は 可愛い牛さんになりたいな、とか笑 いやマジ飯つてのは 毎日の生活の区切りで たゞ腹一杯にする→× 胸に何かしら蓄へる→○ さう云ふもんだよなあ だから飯の裁量が出來る母は 父に勝る! ©都築郷士

【零】 泣き顔見せる? 簡単さ 己はいつでも今でも 半泣きだもの 悲しい事だらけ 己の♥️を中心に 悲しい世界が回り 回つてらあ だから 泣き顔見せるなんて 己の特技の内 油断させといて 裏ぢや舌ベロぺろり 己の🧠がその心 騙し騙されの 島が大洋に ぽつかり。 ©都築郷士