大切な存在を失った悲しみは消えないので、苦しみがずっと続く。楽しんでいても、物語だとわかっている悲劇を見た時も、感情が振れる度に、深い悲しみが思い出されて湧き上がる。何故ならとても深い愛情がそこにあったのだから。であれば、苦しみを離れるには、愛情を向ける先を万物に広げると良い。
実践してはならない両の極端 もろもろの欲望のままに楽しみにふける みずから身体をさいなむことにふける 人格を完成した人は、この両極端に近づかないで中道を悟った。 この文章の真髄を知らず、表面をみただけでも余分な力が抜けて、楽になれる気がしました。