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(感情によって彩られた)記憶を辿れば 1年前のあたしは女性 2年前のあたしは女性 3年前の、、、 性転換よりはるか以前 理論上は『まだ男だった』はずの時代さえも、自分のなかでは女の子のあたしがその出来事を体験したことになっており 自分の記憶を尊重するなら あたしは生まれつき女

あたしがひとりきりでいるのが平気なのは、逆に他人といても何ひとつ面白くはないのを何度も体験して学習してしまったから あたしが無口なのは、おしゃべりはつまらないことを学習したから 男性時代に強く実感したことを 女の身になって体現 男女で記憶は断絶していても 引き継がれたものはある

人間の自我の下には動物部分があり 上には霊的な部分がある、と考えたとき わたしには肝心の人間がなく 霊体と動物がお互いを認識して 『ふたりで生きている』 すると何が起こるか? 思い出が蓄積されない 自分の身の上に起きた出来事も 1603年江戸幕府みたいに どうにも他人事のようで

1年前

月の闇の扉:キャンサーズゲート

1年前

ほんとうは子どもの時から歌いたかっただろうね、あたしは記憶が壊れていて、好きなアニメとか本とかぜんぜん思い出せないけど、聴いていた歌だけは鮮明に憶えているもの 音楽のテストで一言も発声できず0点だった歌をオトナのあたしは思い出づくりに https://youtu.be/VtPT1bfXp30

1年前

あたしの記憶は断絶していて、性同一性障害の診断書を取ろうとしても自分史が書けなくて精神障害の判定になるかもね でもさ、第三者に自分の過去を逐一語る場面なんて一生無いんだよ? あたしが要らないと決めたら あたしに過去は不要なんだ 過去と未来を綱引きさせず ただ未来へと還ってゆく

かつて男性だったその人を同じ自分とは到底思えず、見方によれば“彼”はあたしの唯一の肉親 この世を生きるのに適さないあたしが なんとか生きてゆけるようにと あたしでも出来る仕事に就いて業界資格も取って生活を安定させてから“彼”は死んだ 遺産で生きているあたし 資格者証はあの人の遺影

わたしの記憶という謎

2年前

自分がどんな人生を生きてきたのか 思い出せない いくつか 『たしかに自分が体験したことだろう』 と思えるものが残っていても 事実関係を照合するのは不可能で 男性時代は被差別民で 子どもの頃は虐められていて いま初めて『女性としてふつう』だが この世には興味が持てなくなっていて

記憶術の基本は感情と結びつけて記憶すること、長続きする記憶は必ず感情とリンクしています 別の事実を述べると 過去というのは集団妄想にすぎず ほんとうは現在だけが実在する するとどうなる? 感情が生まれつき女性なら 女としての記憶しか持てない 誰かが強制的に男にしないかぎりは!

光と影

泳ぐ魚