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図書館と虫

こんばんは、ハシモト トショカンです。
本日も数ある記事の中からこの記事を閲覧していただき、ありがとうございます!

GWもいよいよ終わり、明日からまた日常が戻ってきますね!皆さんはGWを満喫されましたか?

きっと図書館(特に公共図書館)で働く仲間たちは、忙しかったですよね、本当にお疲れさまでした!

GW期間中、天気が良すぎてもはや夏の陽気みたいな日がありましたけど、こうなってくると、いよいよ奴らのシーズンが到来ですね…

はい、私がこの世で一番怖くて、嫌いで、苦手で、嫌いな…そうです、です!(>_<)

いやーーーーっ!!!( ゚Д゚)


…自慢じゃありませんが、私は虫全般が苦手です。
(虫好きの方、すみません…)

口に出すのも憚られるあの黒くてすばしっこいのは勿論のこと、子どもたちの憧れ、カブトムシだろうがクワガタだろうが、私にとっては同じ括りです。

もしもうっかり、自宅の部屋の中なんかで相対してしまったら一大事。

それ即ち、絶叫&失神必至の阿鼻叫喚地獄でございます。

…しかしながら、図書館(特に公共図書館)という場所はですね、割と年季の入った…いや、歴史的建造物と言いましょうか、まあ、平たく言えば古い建物が多くて、あの連中の好む紙やら段ボールやらが沢山あって、隠れる場所も沢山あって、利用者がこっそり食べたお菓子のカスなどもあって食糧にも困らないし、いわば虫さん天国。(私には地獄)

これまで、どこの図書館でも、夏場はあらゆる虫が漏れなく大量発生いたしました(ハシモト調べ)。

勿論、図書館側だって、ただただ手をこまねいて何もしないという訳ではありません。

殺虫剤や虫取り網はカウンター・事務室に常備されていますし、コ〇バットだとか「〇〇〇〇ホイホイ」だとかも至る所にバラまいています。

場所によっては書庫を閉め切って「燻蒸」と言われる作業を行い、害虫を一網打尽にすることもあります。

しかしながら、


どこから湧いて出てくるのか、奴らは日常的に図書館に現れます。

そして、奴らを見つけた利用者が、私に向かって恐怖の一言を言い放つのです。

「ゴ〇〇〇がいるので、駆除してください」

うぎゃー!!!( ゚Д゚)

知るかー!!!( ゚Д゚)

自分でやれー!!!( ゚Д゚)

私はそんなもん見たくも聞きたくもないんだよー!!!( ゚Д゚)


…という気持ちをグググッと抑え、平静を装い、

「しょ、承知いたしました、ど、どの辺りですか?」

とやつらの出没エリアを伺い、周りに虫が苦手じゃない人がいれば遠慮なくそのスタッフにお願いをして、もし他の人も虫が苦手、もしくは私しかいないなどの時は、心の中で辞世の句を詠み、儚い人生を憂いながら、スプレー片手に決死の覚悟で駆除に向かいます。

そして、虫と相対した私の願いはただ一つ。

「頼むから、飛ばないでくれ」


…もし飛ばれたら、利用者がいようがお構いなく絶叫して全力ダッシュで逃げ出します。

そうして覚悟を決めて、どうにかこうにか奴を仕留めることに成功したとします。

やったよ私!

やればできる!!(*´ω`)


…と、ホッとしたのも束の間、奴らの亡骸を見ながら、

…え?この後どうする?


…と、思わず飲み会終わりに二次会に行くかどうかみたいな時の発言をしてしまいましたが、そうなんですよ、仕留めたら仕留めたで、「亡骸どうする?問題」が発生します。

ティッシュでくるんでゴミ箱へ?

…いやいやいや、ティッシュ200枚くらい持っても掴めませんよ。

廃棄の新聞紙かなんかに乗っけてゴミ箱にポイ?

…いやいやいや、て言うかもう、近づきたくもない訳よ、こちとら。しかも、新聞紙に乗っけてる時に息を吹き返して飛んで来たらどうする?!あんた責任取ってくれるのか!(取り乱しました)

…で、結局のところ、箒とチリトリでサッと取ることになるのですが、本当にこんなの、恐怖でしかありません。

…私、キツイ仕事はできればやりたくないけど(笑)、必要ならばいくらでもやりますし、クレームだろうが何だろうが受けて立ちますが、虫は、虫だけはもう、生理的に無理なのです。

これはもう根性論とかではどうにもならないものなのです。

そんな季節がまたやって来る…

…でも、なんだかんだ言って、十数年図書館でお仕事をしてきているので、毎年何とかなってるんですけどね(笑)

本日も長文にお付き合いいただき、ありがとうございました!


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