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短歌まとめ(24年11月)
こんにちは。春乃夜永です。
皆さん、貼るカイロと貼らないカイロはどちらが好きですか。
私は貼る派なのですが、暖かい日が続いているため、年末に買ったカイロがまだまだ余っています。
これから活躍する日は来るのでしょうか……。
さて、今回の記事は24年11月にXへ投稿した短歌や俳句のまとめになります。
砂を噛むアスファルトには生花より涙と尖ったヒールが似合う
金木犀散ったこともつゆ知らず海を眺める色変えぬ松
柿食えぬ会社で鳴るなり非常ベル
朝露も晴れぬうちから君はたつ昨日のことも謝らぬまま
「カモがいる」無邪気に笑う君が指すブランドスーツを着た男
日に焼けた太い腕に白い菊似あうことを知らされて冬
冷え冷えと降りてくる夜心地よくまぶたの裏のオリオン眺める
「もう知らない」泣きはらした目で睨まれて膨らんでいく僕の熱気球
障子紙やぶっていいよパソコンも踏んでいいから戻っておいで
切りたての襟足さらさら指ですくこの恋だけは夢で終わるな
空き瓶に挿されたままの忘れ花
初冬をむかえて赤し鼻の先
夏よりも長くなった襟足に櫛を通して冬とする
ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございます。
スキをしていただけると短歌がランダムで表示されます。サポートしてただけたら少し大人向けの短歌が表示されますので、興味がある方はぜひお試しください。
現在もXに火木土で直筆の短歌を投稿していますので、そちらもよろしくお願いします。
(自己紹介)
23年の2月に幻冬舎グループ主催の「あの日の秘密コンテスト」で大賞を受賞し、電子書籍でデビューしました。あらすじだけでも読んでいってください。
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