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短歌まとめ(25年1月)

こんにちは。春乃夜永です。

今日は2月22日ということで猫の日ですね。
噂によると2月23日も、にゃんにゃんみーで猫の日らしいですよ。

さて、今回の記事は25年1月にXへ投稿した短歌や俳句のまとめになります。




うすかわの白い腹を枕にし茄子と富士の夢を見る

朝起きぬ電車にのらぬ働かぬ楽しき連休また会う日まで

熱もない親も生きてる天気もいい海を見るため早退します

「ビールある?」「ないよ、飲むなら買ってきて。ついでにゴムも、なんてね」「あるよ」

自転車に乗っている力士を見つけた日は少し幸せな気持ちになる

私じゃあだめなんですか平日を生き抜く理由になれないですか

初仕事あなたの言葉に香るよに残る訛りの愛おしさ

同じ歌三回歌ってまた戻る出会った二人は出会ったままで

あと五分、目覚まし止めて見る夢の中にだけいるキジの子猫よ

冬の朝息も空も新品のシャツも染め抜くまぶしきひかり

薄氷を踏むな覗くな近づくなたとえお前が雪女でも

降りやまぬ綿雪が空濡らす夜に誰がために病む眼はらして

鳩がいるどこか近くに鳩がいる

充電も定期も希望も愛情もそこになければないですね、はい。




ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございます。

スキをしていただけると短歌がランダムで表示されます。サポートしてただけたら少し大人向けの短歌が表示されますので、興味がある方はぜひお試しください。

現在もXに火木土で直筆の短歌を投稿していますので、そちらもよろしくお願いします。


(自己紹介)
23年の2月に幻冬舎グループ主催の「あの日の秘密コンテスト」で大賞を受賞し、電子書籍でデビューしました。あらすじだけでも読んでいってください。
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