【読書】人はそもそもカオスでいいのだという前向きな諦念『他者の靴を履く/プレイディみかこ著』
エンパシーという言葉に惹きつけられて、図書館で私はこの本を手に取った。
読んでみて、結論、私にはちょっと難しい本だなと思った。結構頭に力をギュッと入れて読まないと読み進めることができなかった。私の頭もまだまだだなと思った。
著者は、本書の中で、多様性社会における現代のさまざまな社会課題(コロナ、貧困、資本主義経済格差など)にスポットを当て、その中で「エンパシー」という能力の必要性について、そもそもの「エンパシー」の日本語訳について問うところからはじめ、ありとあらゆる観点か