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写真とエッセイ | 幼な児が次第次第に智慧ついて
「幼な児が次第次第に知恵ついて佛と遠くなるぞ悲しき」という一休和尚の句があります。
純粋無垢だった幼子が成長するにつれ、段々と知恵がつき、世間一般の常識と言う垢がついて、仏心から遠ざかってしまう事を憂いだ詩です。
私も高校生と小学生の子を持つ父親として、この句にしみじみと共感を覚えます。
受験勉強、特に偏差値教育への盲信を中心とした、競争社会への従属。子供が成功し、成績が上がれば上がるほど傲
写真とエッセイ | 何もかもがアート、誰もがアーティスト。
私は2003年に東京綜合写真専門学校を卒業したのだが、その時の卒業論文はマルセル・デュシャン(Marcel Duchamp、1887年7月28日 - 1968年10月2日)とアンディ・ウォーホール(Andy Warhol 、1928年8月6日 - 1987年2月22日)だった。
マルセル・デュシャンは、フランス生まれの美術家で、20世紀以降の美術界に大きな影響を残した人物だが、一般の日本人にはあ