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睡眠の質を向上させる朝一番のルーティン

(2023年1月4日更新)
睡眠の質を向上させるためには、朝の行動が非常に大切になります。

夜のことだからと皆さんは夜の行動ばかりを修正しがちです。一日のサイクルの一部ですので一日の体内時計を合わせていくと睡眠の質が向上し、健康度が高まって、病気をしにくくなり健康長寿を目指せます。

また、その人によって健康寿命は変わりますよね。すでに持病を持っている人でも周りとは比べず、自分自身ができるだけ健康でいられるためにセルフケアや治療を行っていきましょう。

子午流注図 (1)

ではまずは、7:00-9:00大腸の時間から紹介していきます。

一日の始まりをどう過ごすかで、夜の寝付きが変わっていきます。
・目覚めは良いか
・起きたらちゃんとお腹が空いているか
・体は重だるく無いか

これらは体からの不調サインですので放って置いてはいけません。

小さな不調サインを放って置くことで血液検査の数値に出始めてしまい、癌や脳卒中、内臓疾患など大きな病気に発展してしまいます。

今回は最初に睡眠と関係する知識を3つ入れた後にオススメのセルフケアを4つ紹介する順番でいきましょう。

皮膚は腸の鏡

皆さま「胃腸反射」とはご存知でしょうか?これは胃に食物や水分が入った刺激から、腸が動き始め排便の働きが起こる反射のことをいいます。

ですので、この反射を利用してまず朝ごはんを食べる前に体から余計なものを出すようにしましょう。

何故いきなり腸の話になったかというと、日中分泌されるセロトニンというホルモンが睡眠ホルモンの材料になるからです。

そして、そんな腸は東洋医学的な観点から皮膚と密接に関係があり、腸の調子を皮膚の状態である程度把握できます。鍼灸治療の診断のところで着目するポイントの一つです。

とくに大腸と皮膚の状態は密接に関係しています

皮膚が荒れる原因は、腸内を中心にデトックス機能が弱り毒素が体内に溜まることで皮膚に炎症反応が出てしまうのです。

ですから、腸内環境が乱れると皮膚トラブルが発生する、皮膚は腸の状態の鏡になります。最近皮膚が荒れているな、痒みがあるなという人は便秘や下痢、不眠などの不調もあることでしょう。

便は健康状態のお便りなので毎日チェックしよう

もう一つおさえておきたい知識が「便の状態」です。

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