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【法人/個人事業者】ホットペッパーや大手広告媒体を「安直に」使っても上手くいかない理由【エステサロンや美容院】


エステサロンや美容院は法人個人問わず非常に様々な業態のお店が全国津々浦々所せましと乱立しています。
お店を開業してから集客面で筆頭に挙げられるのがホットペッパーを筆頭とした大手広告媒体。およそ殆どの方が通る道であり今現在利用している方も多いでしょう。

しかし実際のところホットペッパーを自身の事業の道具として使いこなせている馬車馬の如く使えている人間は殆どおらず頭を抱えて悩まれている方が大多数ではないでしょうか??

日々広告運用や制作に携わる立場からすると枚挙に暇がない位とりわけ美容業界の従事者にとって悩みの種とされている方が多いです。
それもそのはずで、本来道具に振り回されない、今を上手に活用する為の生存戦略を明確に落とし込む必要があるのです。


ホットペッパーは本来「広告」である


飲食でよくある食べログだって本質的には同じ

まず当たり前の話ですがホットペッパーは本質的には「広告運用」に該当します。日々のランディングコストを支払って集客の為の成果を求めているからです。

飲食店最大手の「食べログ」でも同じことが該当しますね。

使えば成果が出るという「思考」がそもそもの誤り



新宿駅の通路にある一面の画面広告。あれいくらするか知ってますか??


殆どの事業者にとって大手広告媒体を使えば結果が短期的にもすぐに出る!といって盲目的で狭い思考の人間が後を断ちません。その思考そのものが本来誤りであることを再認識する必要があります。


広告運用で一番イメージがしやすいのがYoutuebeの動画広告や、グーグル広告、インスタのMeta広告です。SNSを日々使っていて見たことがない人間はいないでしょう。

あれらの広告は毎月事業者達が何万何十何白何千といったコストをかけながら、結果を出す為に日々データや統計を取りながら改善を繰り返し、一人でも多くの成約や購入といった売り上げに直結させる為に心血を注いでいます。

だからこそ専門性の高い人間や自社で内製化してまで広告を打ち出し明確な利潤を追求するのです。何故か?それは明確な結果が出るからそこまで頑張るんです。お金を使うんです。努力するんです。

ああいった広告運用をしている事業者達がただ闇雲に戦略も作らずに打ち出していると思いますか?答えは否でしょう。

ホットペッパーも本質的には「広告媒体」です使って、お金を払って満足するという思考自体が本質的には誤りです。
広告媒体として緻密な戦略や設計を明確に打ち出し、「使い倒してやる」という強い意志と戦略的な扱い方が本来必要なのです。


時代の流れとユーザーニーズを考えよう



下記は2020年~2022年と短い期間ですが実際にユーザーが飲食店利用を考える際に使用するプラットフォームの割合についてです

加速するグルメサイト離れ。「Google」利用率トップに。「食べログ敗訴は妥当」、飲食店で多数派

第3回「グルメサイトに関するユーザー&飲食店意識調査」

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000085.000023564.html


どの事業であっても集客販促や売り上げを考える上でマスユーザー=見込み顧客の動向は常に気を配るべきです。

SNSの普及と若年層への浸透と共に食べログやホットペッパーといった大手広告媒体やメディアサイトは確実に、着実に下火になりつつあります。

現状の30~40以降の人間からすると中々ピンとこない感覚でしょう。
ジェネレーションギャップです。察して下さい。

よくわからないサイトは情報よりもグーグルマップの口コミであったりインスタやtiktokでおすすめの、おしゃれなお店をその目でみて感じれれることは遥かに請求性が高く、購買意欲に繋がりますよね。

裏を返すと年々食べログやホットペッパーを利用するコアユーザーが減少しているという事実です。半ば斜陽産業とも形容出来る状態でただお金をかけるだけで客足や売り上げに結びつくと思いますか?



ターゲット層に合わせた明確なアプローチ戦略を行おう。


マスユーザーの動向推移によって広告の扱い方に変化があることは分かったならば次はそのターゲットに合わせて明確な戦略を打ち出す必要があります。
それは例えばインスタやTIKTOKの運用であったり、広告費を出して広告運用をしたりとおなじ美容業界といえど戦略は多岐に渡ります。

総じて言えることは手あたり次第になんでもやりましょう!ではなく
常に明確にターゲット層にアプローチする為に最適化された緻密な手段を
一人の事業者として考えなければいけないという純然たる事実です。


お金を払えどただ払って満足しているのであればいつまでも「結果は出ない」



君は完璧で究極のアイドル

どれだけユーザーの推移や広告媒体に対する向き合い方が分かっても大半の事業者は楽をしようとする方が多いです。
めんどうくさかったりそもそも重要視していなかったり、しかし総じて言えることはお金をいくら払ってもただ払って満足する少しだけ外注したり内製化出来た!レベルの話ですといつまでも結果は出ません。疲弊して大切な資本を浪費するだけです。

しかし現場ベースで見たときに明確な戦略設計か足元がおぼつかないにも関わらず一人でなんでもやろうとして結局は空回り。事業ベースでみても適切な運用が出来ない法人や個人は山の様にいらっしゃいます。
今回この内容を書き上げたのも閑散期に伴う(業態にもよりますが)
美容業者の悲惨な声やホットペッパーの料金改訂に対する不満や愚痴があまりにTHREADS内で多かったからにほかなりません。

明確な戦略や運用方針が分からない時、右も左も手付かずで何をすべきか筋道が分からない時こそ外部の人間や精通している人間と手を取って頭を使う様にしましょう。
例えばほら、日々の実務経験も相まって忖度のないことしか話せない様な人間がここいますよ。

自分の事業やお店を 「推し」にして頂く為には常に顧客ベースでの戦略と実践が必要不可欠です。あなたの今のお仕事は何を変えたらより多くの人間に「推し」て頂けると思いますか?

原点から見つめ直して見ませんか。


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