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【あたらしい挑戦を、はじめるひとへ】選ばれる企業やクリエイターの根っこにある考えかた
先日、3年ほど前にブランド開発の支援(開業支援)をおこなったクライアントさんから、ひさしぶりに連絡がありました。(クリエイターの方です)
内容は、また新たに事業を始めるため協力してもらえないか。とのご相談でした。
その中でいまの状況をお聞きすると、当時設定したターゲットからのお問い合わせが、現在もコンスタントにきているとのこと。しっかりとした集客基盤をつくれているという実感があるそうです。
そして、「ブランディング戦略って大事なんだと肌で感じた」とおっしゃっていました。(嬉しすぎる…)
「ブランディングは大企業だからできる戦略ですよね?」
これは今回ご連絡いただいた上記のクライアントさんからの、一番はじめの質問。実際このような内容のご質問は本当に多いです。
ただ、僕の回答は逆です。
「むしろ、開業してまもない企業、中小企業だからこそ取り入れるべき。」と考えています。
たしかに一昔前までは、情報を発信できる媒体が限られていて、情報を受け取る人はテレビや新聞、ラジオから情報を取得していた。だから当時のブランディングの手法としては、「マス広告」がメインで、しかもどれも莫大な予算がかかっていた。
それに広告をフルに活用して一定の「認知」が得られれば、ある程度「ブランド」として成立していましたし、それが売れ続ける仕組みにもなっていた。
ただ、現代は昔とは状況が全くちがいます。
インターネットの普及やSNSの登場によって、誰でもコンテンツを発信することができ、昔にくらべれば平等に認知を獲得する機会があります。
消費者にとってみれば、見たい情報を自分で自由に選べるようになり、それによって、実際に購買する商品も自らの意思によって選べる状況になったといえます。
そんな時代になった今、ブランディングを行う上で重要な目標は、「共感を得て熱狂を起こす」ことだと思っています。
簡単に整理すると、
●従来のブランディング
手法:マス広告
目標:認知
●現代のブランディング
手法:企業の活動全て
目標:共感、熱狂、応援
こんなイメージです。言葉では簡単に言えますが、これを実際に行うとなるとかなり難しい。
消費者にブランドの価値を深く届けるには当たり障りのないコミュニケーションやアクションではまずうまくいきません。
「誰かが言っていたような、どこにでもあるような情報やコンセプト。」
「発信者の思惑がダダもれなプロモーションや広告。」
情報が少ない一昔前まではそれらも有効だったのかもしれませんが、現代においては全く通用しません。
だから必要なのは「尖っていること」。
ニッチな市場(ニーズ)を探し、その一点に集中する。
ブランドの意志や価値観を言語化し、それに共鳴してくれる文脈を持った人へ情報を届ける。
自身のスタンスを明確に示す、アクションを継続する。
自身や企業全体の活動として、そんないい意味での割り切りが、ブランドを強くする出発点です。これは中小企業だからこそできることですし、中小企業だからこそやるべきこと。
初めから100億、1000億規模の事業にすることまで考えていないのであれば、「広さ」や「大きさ」は求めないでください。
まずは数十人、もしくはたった1人に、深く刺さる発信や活動から始めていこう。
実際冒頭に書かせていただいたクライアントさんは、今も「尖った事業展開」をされていて、順調に企業活動を継続されています。そしてこの度また新しく別の事業を立ち上げられる。
なぜ挑戦するのか?
誰のための事業なのか?
コミュニケーションを取りたい相手は誰なのか
そこを常に意識し、追求し続けてきたことで、やりたいこと、やれることがどんどん広がっています。
このようなお話を聞くと、やっぱりうれしいですね。
そして新しい挑戦をするたびお声がけいただいて感謝しかありません。引き続き精一杯サポートしていきたいと思います。
僕自身も、これから数多くの挑戦を続けていきたいと考えています。そして、それと同じくらい多くの方々の挑戦を支えたいという思いがあります。だからこそ、この記事が少しでも皆さんの役に立てばと思い、書かせていただきました。
※お知らせ
以下に当てはまる方はぜひその下にあるSNSもチェックしてみてください。
独立を目指している、もしくは独立しているが今後の展開を構想中のクリエイターの方
顧客と良質な関係性を築き、選ばれるためのブランド戦略を取り入れたい方
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