かげぼうし

人生、心豊かに。 誰しもその権利を抱いて生まれてきています、 そして、豊かにするための『ヒント』は日常に結構転がっているもの。 それを見つけ、書かせていただいています。

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人生、心豊かに。 誰しもその権利を抱いて生まれてきています、 そして、豊かにするための『ヒント』は日常に結構転がっているもの。 それを見つけ、書かせていただいています。

マガジン

  • 疑問への提案

    教えられてきたことは本当に合ってるのかな? 違う捉え方をすれば楽になるんじゃないか? 些細なことから大きな疑問まで、内容は様々。 そんな誰しもが感じた「疑問」に対して 誰かのヒントになればと思い、記事を書いています。

最近の記事

心を見つめ続けることは正しかったのか?

目に見えないものの代表の一つ、心。 私は10代の時、あることをキッカケに心というものを見つめ始めることになった。 周りで起こったことや、人を通して感じた気持ちは自分の中で処理しなければならないと考えていたからだ。 いや、考えさせられていたのかもしれない。 本当につい最近まで心を見つめることに何の疑問も感じなかった。 ただ、違和感を感じてしまった。 本当に問題は心にあるのだろうか? そもそも、心を感じるという事自体あまりにも実態がなさすぎるではないか。 我々が感じて

    • こんな【ことわざ】があってもいい③

      【思うは平等、するは不平等】 ■解説 亀のお腹を見たくてひっくり返すが、その亀は起き上がれなくなってしまう様子から作られた言葉。 どんなに卑劣なことでも「思う」だけは許される。 だが、その思ったていたことを「行動」に移すと 誰かの迷惑になるということ。 人の迷惑を顧みずに軽率な行動をしてしまう人のことを指すときに使われる。

      • エメット・ブラウンの魅力【BTTF】

        『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 映画を観る人はもちろんのこと。 あまり観ない人でも一度は聞いたことがあるであろう有名な映画。 その映画の主軸キャラクターである 「エメット・ブラウン博士」  (通称ドク) 私が4歳の頃から憧れている人物です。 大阪のとあるイベントに会いに行ってしまうくらいです。 約30年という長い月日が流れても、なぜ彼に魅了され続けているのかを本当に少しだけ語らせてもらう記事になります(笑) 大きな要素は3点。 1・シンプルに見た目が好き 2・

        • 角で待つ男の話

          その男は通称 角待ち君 と呼ばれている。 毎日毎日、道の曲がり角に立っているからだ。 彼は小さい頃から人に話しかけるのがとても苦手。 人から話しかけられないと自分から話すことができないのだ。 そんなある日、彼はふと思いついた。 『角を曲がってくる人とぶつかれば  話しかけてくれるかも』 彼はそう思い、毎日朝から夕方まで立っている。 彼の思惑通り一日に一回か二回、人とぶつかることがある。 「そんなとこに立ってるんじゃないよ」      「びっくりしたな。危ないから

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        • 疑問への提案
          7本

        記事

          植木で人を育てましょう

          小学校時代。 授業の一環や夏休みの宿題で「朝顔の成長日記」なんてやったことある人もいるのではないでしょうか? 用意された植木鉢。 それに土と肥料を入れ、水をやる。 そして、日当たりなども考慮して花を咲かせようと奮闘する。 上手く咲いた人もいれば、咲かなかった人もいることでしょう。 でも、あの授業って花を咲かすことが目的ではないのでしょう。 どうすれば、花が咲くのかという過程の大切さを教えようとしているものです。 要は結果ではなく過程。 植物だけでなく、人もそれと同

          植木で人を育てましょう

          【夢日記①】産道と隣合わせ

          私も「夢日記」を書いてみようと思った。 どうしてか? それは、自分の夢を通して誰かと共有できる点を 見つけられるんじゃないか と思ったからだ。 夢とは不思議なもので、シラフでは思いつかないような光景を見ることができる。 今回の夢もなかなかでした。 ■概要 私は大量の赤子がいる道を歩いていた。 いや、道を流されていたイメージに近いかも。 そして、それは直感的に「産道」だと思った。 ■感想 いくつもの生が死(酸)の海で呻きをあげ果てていったことであろう。 その光景から

          【夢日記①】産道と隣合わせ

          嫌な奴ほど役立つ

               『顔も見たくないほど嫌い』 長い人生、生きていたらこう思ってしまう人には出会ってしまうもの。 本当に嫌いになると、その人と同じ空間にいるだけでも苦痛で仕方ありませんよね。 でも「人は自分を映し出す鏡」とも言いいます。 そう考えると、嫌いな人と自分は同じ要素を持っているのかもしれない。 つまり、嫌な奴ほど自分を見つめるチャンスをくれているのです。 では、そんなに嫌いな人は具体的に 自分の何処を映し出しているのだろうか? 【何が理由で嫌いになったのか?】 そもそ

          嫌な奴ほど役立つ

          『ものさし』と『器』の食い違い

          人にもそれぞれ『ものさし』と『器』がある。 人の『ものさし』 それは心への尺度。 価値観や感情、経験、性別、環境で創られた1点物。 人の『器』 それは心を置いておく場所。 そこに、どのように物を置くかは本人でも分からないくらいの骨董品。 そんな『ものさし』と『器』も持っている皆さんは最近どんな経験をしたでしょうか? 恋人と喧嘩してしまった。  職場で同僚と仕事のことで揉めてしまった。   友人が自分の意見に共感をしてくれなかった。 出来事によっては、嬉しい気持ちや嫌

          『ものさし』と『器』の食い違い

          こんな【ことわざ】があってもいい➁

           【ススキの頬なぞり】 ■意味 悪い行いをした人を叱るがススキで頬を叩いても痛みはがなく、くすぐったいだけであり何の効果もないこと。 ■使用方法(例) A・叱るときは何が悪くて、どれほど人を傷つけたかを伝えて怒らないといけないんだ。 君の叱り方では何も伝えられてない。 正に「ススキの頬なぞり」状態だ。 ■解説 「温室育ち」と同義に近い言葉。 【意味】でも記述の通り、非常に甘く育てられ人の痛みや世間を知らずに育てられてしまった結果の人を指す言葉。

          こんな【ことわざ】があってもいい➁

          営業を辞めた理由

          「営業」と聞いて皆さんはどんなイメージをお持ちになるでしょうか?    「数字に追われて大変そう」   「バリバリ仕事をしている」    「コミュニケーション能力が高そう」     少なくとも私は営業に就く前はこういった漠然としたイメージしかありませんでした。 実際に営業を始めると通常業務だけでなく会議やら朝会、資料作成、商品知識の勉強、他業務さんとの連携などあげればキリがないです。 そんなに業務に加え「数字」という重圧も課せられます。 そんな仕事を長年していくと、心

          営業を辞めた理由

          200円で買える幸せ

          発泡酒!! 200円あったら、私はこれを買います! 私は1日の最後にこれが飲めたら幸せです。 ・・・しかしですよ。 発泡酒に限らず、世間は値上げ値上げで軒並み高くなっています。 そして、働いても働いても思うように稼げない事に憤りを感じる人は多いことでしょう。 稼ぎ方も色々ですが、今では闇バイトや立ちんぼなどの存在も明るみになり、それらが新しい稼ぎ方になるくらい貧困が増している印象を強く受けますね。 そこで、200円という存在です! 「コンビニだとおにぎり一個しか買えな

          200円で買える幸せ

          〇〇したら「彼女に怒られる」という定型文

          「浮気したら彼女に怒られる」 私は昔からこの言葉に違和感を感じていた。 逆を言えば、怒られなければしていい。 と、聞こえてしまうからだ。 していいかどうかではなく、それをすると誰がどう感じるかに焦点を当ててないから、この言葉を使えるのだと思います。 ただ、それを負う覚悟があるならいいのかもしれない(良くはない!) ただ「浮気」という言葉から伺える通り 浮ついた気持ちなのだから、土台その気持ちを負うつもりがないから無理な話なんだろうな。

          〇〇したら「彼女に怒られる」という定型文

          後悔は過去からの定期便?

          後悔には2種類ある。 「やってしまった」という後悔          と        「やらなければよかった」という後悔 人は何か行動を起こした時、起こさなかった時に 後悔をするものだ。 『後悔先に立たず』 そういう言葉もありますね。 しかし、逆を言えば後悔は 『必ず後ろに立っています』 子を見守る親のように、自分の行いを振り返させてくれ、私達をずっと見てくれています。 後悔というイメージはどうしてもマイナスな意味で扱われています。 しかし、今までの経験を忘れな

          後悔は過去からの定期便?

          「巣立たぬ鳥」①

          鳥は卵から還ると雛になり、いつかはその翼で羽ばたいていく。 そうして鳥は巣立っていくものである・・。 ここは神奈川県にある上溝といわれる場所。 桜も散りかけ、若葉で街が満たされ始めたある春の夕暮れの日。 「今日もくたびれた」 そんな一人言をつぶやいてたのは佐々木さんという男性。 定年間近で子育ても大分前に一段落し、今は長年連れ添った奥さんと2人暮らしだ。 そんな佐々木さんは帰路の時に必ず寄っていくお気に入りの公園がある。 その公園のベンチで一人になれる時間を少し味わって

          「巣立たぬ鳥」①

          朝日から垣間見える顔

          何気ない、朝の通勤ラッシュ時。 建物の隙間から朝日が差し込み、眩い明かりを照らしてきた。 そこに行き交う人、人、人。 その朝日に照らされながら人は仕事へ向かう。 ふと見ると、照らされたその顔は酷く淀んでいた。 朝日でライトアップされているのにも関わらずだ。 その時、私は昔から感じていた疑問を思い出してしまった。  「こんな顔をしてまで働くとは一体何なのか」 端から見たら私もそんな顔だろうな。 いや、他の人よりも悪い顔かも。 毎日、したくもないことを繰り返し嫌な思いを

          朝日から垣間見える顔

          知っている道の走り方

          道というのは不思議なものです。 そして、何よりも健気な存在かもしれない。 今、私たちが走っている道は昔は道とも呼ばれない 通りだったことでしょう。 知っているつもりでも知らない歴史がたくさんあり 何十年、何百年と掛け「道」と呼ばれる存在になっています。 道になるまでに一体どれほどの人が関わったか。 所有権は誰か? 舗装は誰がするのか? 誰でも使っていいのか? 私は道を車で良く走ります。 始めの頃は走った道でさえナビを使っていました。 しかし、今はナビを使わなくても覚え

          知っている道の走り方