営業を辞めた理由
「営業」と聞いて皆さんはどんなイメージをお持ちになるでしょうか?
「数字に追われて大変そう」
「バリバリ仕事をしている」
「コミュニケーション能力が高そう」
少なくとも私は営業に就く前はこういった漠然としたイメージしかありませんでした。
実際に営業を始めると通常業務だけでなく会議やら朝会、資料作成、商品知識の勉強、他業務さんとの連携などあげればキリがないです。
そんなに業務に加え「数字」という重圧も課せられます。
そんな仕事を長年していくと、心のどこかで
他業務より責任ある仕事をしている!と驕る人を良く見掛けました。
負荷が大きい仕事ですから、思ってしまうのは当然かもしれません。
ただ、営業職ほど他業務さんに支えられている業種もないでしょう。
『売る商品は誰が製造しているのか?』
『日常の電話対応は誰が対応してくれてるのか?』
『発注があったら誰が配送してくれるのか?』
私自身、製造と配送も経験したからこそ営業職という成り立ちが見えてきたのかもしれません。
素晴らしい営業の方も居ましたが、長年営業職に就いたら物事の全体像を見れなくなるんじゃないか?
私はそう思い営業職を辞めました。