朝活day21 美しい言葉で語る世界は、美しい。
旅と自由と海と朝が好き。そして、言葉が好き。今日は、美しい言葉について思うことを書いてみたいと思います。
あなたは、何か誰かに伝えたいとき、考えるとき、どうしていますか?図や色や音で考えたりしますか…それが伴う方が理解が進む時も多いですが、もちろん1番は、言葉、ですよね。
私が言葉が好きなのは、言葉を知っていれば知っているだけ、より深く、より正確に、そして、「より望ましい形で、より美しく」身の回りの事柄を認識できるように思うからです。
例えば、明日は関東地方は雨ですが、雨にまつわる言葉が、日本語には多いですよね。時雨、夕立、春雨、霧雨。その中でもとびきり美しい、雨の言葉を集めてみました☔️
出典はこちら
緑雨(りょくう)
新緑の季節に降る雨。緑は木々の葉など植物を表しています。「翠雨(すいう)」「青葉雨(あおばあめ)」も同じ意。
白雨(はくう)
夕立、にわかに降りやむ雨。俳句の世界では、「ゆうだち」と読むことも多い。
紅雨(こうう)
花に降りそそぐ春の雨。赤い花が散る様子を雨に例えて呼ぶことも。
黒雨(こくう)
空が黒くなってしまうほど降る大雨。
桜雨(さくらあめ)
空桜の花が咲くころに降る雨。
涼雨(りょうう)
涼しさが感じられるような夏の雨。
涙雨(なみだあめ)
ほんの少しだけ降る雨。また、悲しみの涙が変化して降るような雨とも。
神立(かんだち)
雷を伴うにわか雨のこと。雷の神がきまぐれに立つようなイメージでしょうか。
そして、夜の雨の言葉。
月時雨(つきしぐれ)
月明かりの夜に通り過ぎていく時雨。
憂鬱に思うことも多い雨ですが、言葉を一つ変えることで、ぐっと美しく捉えることができることを感じていただけたなら、幸いです。
美しい言葉で語る世界は、美しい。同じ事柄なら、美しい言葉で捉えたいと私は思います。
おやすみなさい🌙