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7インチ盤専門店雑記

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清澄白河にあるGINGER.TOKYO内のショップ・イン・ショップ「45rpm」のオーナー的視点から、レコード周辺情報や雑感を書いています。
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2024年9月の記事一覧

7インチ盤専門店雑記717「疲れたときに聴く曲」

疲れたときに聴く曲ってありませんか?私の場合はコーギスの「永遠の想い Everybody's Got To …

7インチ盤専門店雑記716「ビートルズ・カヴァー」

1976年11月公開のドキュメンタリー「映画と実録でつづる第二次世界大戦 All This And World Wa…

7インチ盤専門店雑記715「80sブルーノート」

自分が本格的にジャズを聴き始めるのは1990年代に入ってからと記憶しておりますが、80年代に全…

7インチ盤専門店雑記714=備忘録的サブカル近現代史考 019:南京豆売り

ハバナ出身のモイセス・シモンが1927年に作曲とありますから、随分古い曲ですね。1930年頃から…

7インチ盤専門店雑記713「Lipps Inc.」

lip syncではなくlipps inc.、このネーミングだけでも面白いヤツと思ってしまいます。ユニット…

7インチ盤専門店雑記712「Friendlytown」

「2024年の3枚」当確の一枚、スティーヴ・クロッパーの新作「Friendlytown」が届きました。グ…

7インチ盤専門店雑記711「M」

1970年代末にいきなり登場したシンセ・ポップ・ユニット「M」を憶えていらっしゃいますか?「ポップ・ミューヂック Popu Muzik」のあのMです。「ポップ・ミューヂック」はテクノとディスコの融合などと言われ、斬新なリズム中心のシンセ・ポップで一世を風靡しました。英国で2位、米国で1位になっておりますから大ヒットですね。 このユニット、英国のロビン・スコットという人物を中心にしたものですが、そもそも実体は無いに等しいもので、やれ弟だのスタジオのオーナーだのにいろいろ手伝っ

7インチ盤専門店雑記710「北国行きで」

朱里エイコさん、憶えていらっしゃいますかねぇ。歌の上手い人でした。1946年3月生まれ、2004…

7インチ盤専門店雑記709「リチャード・マークスの7インチ盤は…」

デビューが1987年頃だと、アナログレコードで聴くことが難しいアーティストということになりま…

7インチ盤専門店雑記708「イッツ・ア・ラーフ」

先般、noterのsaki.ssさんがホール&オーツの5枚組シングル・ボックスをお買い上げくださいま…

7インチ盤専門店雑記707「フォリナーの見本盤は…」

そもそも流通していてはいけないはずの見本盤ですが、中古盤市場ではフツーに売っておりますし…

7インチ盤専門店雑記706「XYZ」

The Police vs. U2のイベントにかこつけて、思い切りアンディ・サマーズもディグしております…

7インチ盤専門店雑記705「Let The Power Fall」

フリッパートロニクスをご存知でしょうか?…というか、憶えていらっしゃいますか?という感じ…

7インチ盤専門店雑記704「ホセ・ジェイムズの12インチ」

今から20年ほど前、2000年代のある時期まで、自分はジャイルズ・ピーターソンの発する情報は隈なくチェックしておりましたし、関連音源をディグすることが楽しくて、それなりに時間を割いておりました。2006年に彼がBrownswood Recordingsを立ち上げた頃はもう盲目的に関連する音源は全て聴いておりました。そんなわけで、今をときめくホセ・ジェイムズも、ブルーノート入りする前から夢中になって聴いておりました。Brownswoodからメジャー・デビューとなる2008年の「