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小説|ルビンの壺が割れた

新書・エッセイ以外を紹介することは初めてとなります。

今回は「ルビンの壺が割れた」小説を紹介。


帯には「日本一の大どんでん返し」というものに目を奪われて購入。


ラストまで読み進めると身の凍るような恐怖感となんとも言えないもやもやする感じが一緒に押し寄せてしまい本を閉じたあと少し考えてしまう作品でした。


本の内容は終始Facebookのやりとりになります。送った相手は数十年前に婚約まで誓った女性にメッセージを送るところから始まります。


結婚式の直前に彼女に逃げられてしまった未練のある男性が女性に送り続けるノスタルジックな内容は感情移入してしまう場面もありました。

帯から最後は裏切られると思ってみると
2人のSNSのやりとりにおかしなところがないかなど疑ったないようでみてしまうが、


結局のところ裏切られました。笑

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本の面白さは後半の畳みかける場面にあると思います。

後半の畳みかけによって今まで見えていた視線・世界が変わります

表紙のルビンの壺のように




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