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負の思考パターンを逆転させる力

最近、自分が陥りがちな思考のパターンに気付きました。双極性障害の「躁」の状態は寛解しているものの、鬱状態やそれに伴う漠然とした不安感、罪悪感が繰り返し現れることがあります。それらの思考はいつの間にか習慣となり、私の日常生活に影響を及ぼしています。しかし、ここで一つの重要な気づきがあります。それは、この負の思考パターンを意識的に変えることで、より良い方向へ進むことができるということです。

私たちの思考は、しばしば無意識のうちに繰り返され、それが私たちの感情や行動に影響を与えます。特に、鬱状態にあるとき、否定的な思考や感情が習慣化しやすくなります。しかし、この習慣を逆転させることができれば、その負のスパイラルから抜け出し、よりポジティブな方向に進むことができるかもしれません。

例えば、私は最近、楽しいことや好きなこと、自分が得意とすることにフォーカスするように心がけています。それは、自分が評価されている部分や、過去に成功を収めた経験に目を向けることでもあります。これらは、私にとってポジティブなエネルギー源となり、負の思考パターンを打ち消す力を持っています。

実際に、日常の中で小さな成功や喜びを見つけ、それにフォーカスすることで、次第に自分の思考が変わり始めるのを感じています。例えば、朝起きて「今日はどんな楽しいことが待っているだろう」と思うだけで、少しずつ気分が軽くなり、日中の不安感が和らぐのです。さらに、自分が得意なことや過去に達成したことを振り返ることで、「自分はできるんだ」という自信が生まれ、鬱の思考を逆転させる助けとなるかもしれません。

もちろん、これは一朝一夕でできることではありません。しかし、意識的に楽しいことやポジティブな要素に目を向けることで、少しずつではありますが、確実に思考のパターンを変えることができると思います。そして、その積み重ねが、最終的には鬱の思考パターンからの脱却へと繋がると信じる事。

私たちには、自分自身の思考をコントロールする力があります。その力を使って、負のスパイラルを断ち切り、楽しいことにフォーカスする習慣を身につけていきたい。そうすることで、私たちはより良い人生を歩むことができると感じます。

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