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#35【これから先生になるあなたへ】部活動顧問は拒否できる⁉︎

本記事を一言でまとめると、
「若手の先生よ、部活動顧問がつらいと感じるなら、まずは話せる先生に相談しよう!」
です。


教職9年目、職場では中堅と言われますが、まだまだ若手の気持ちでいたい《たまちゃん》です😄

【これから先生になるあなたへ】では、教育実習生や1〜3年目の若手の先生に向けて、自分の失敗談などもふまえてお伝えできることをまとめていきたいと考えています。

部活動顧問

最近ようやく、教員の部活動指導や部活動顧問についてニュースで取り上げられる機会が増えているように感じます。

ブラック部活」という言葉はかなり有名になりました。
今回の記事は、「 #教師のバトン 」でさらに実情が表に出てきた、教員の部活動顧問の問題についてです。

法的に部活動顧問とはどうなっているのか、少し調べてみました。
わかりやすく書かれたサイトがあったので、載せておきます。

まとめると・・・
・教育委員会が定める学校管理運営規則には、校長が教員に部活動指導業務を校務として分掌させることができると規定している。
・・・しかし・・・
・あくまでも勤務時間内でなければならない。
・(給特法)で、時間外労働を命ずることができる超勤四項目の中に部活動業務は含まれていない。

部活動顧問について校長先生から打診があった場合、「顧問自体は引き受けるが勤務時間外は指導しない」という考え方をもつことが第一です。

今は世間的にもあまり長時間部活動の練習をしない流れになっています。
勤務時間外には基本的に部活はしない、という流れを作ることも大切です。

完全に拒否できるのか?

部活動顧問としての業務を全くしない、という状態にするためには、かなりの理論武装が必要になります。

上記で紹介したサイトとは別に、理論武装を法的根拠をもとに説明してくれているサイトがあります。
こちらについてはまた別記事で紹介したいと思います。


「完全に拒否できます」と書くと難しいですが、実際にそういった先生も身近にはいました。

なので、そういった先生方がどのように部活動と向き合っていたかですが、私自身も含め、

・自身の体調の問題
・家族の介護や子育て

などの理由がある方は部活動顧問になっていないか、土日練習のない文化部や第二顧問になっていることが多いようです。

学校規模や部活の種類によっても大きく変わりますので、簡単にはいかないかもしれません。


ただ、少しずつ部活動を地域に移行する、という話が出てきています。
地域移行するにあたって、土日の練習や試合を保護者にお願いするなど、できることは少なからずあります。

実際に部活動顧問のやり方を変えようとしている先生もいますので、まずは話しやすい先生に相談してみるといいかと思います。


管理職との話し合いや、部活動保護者会などでの説明など、大変な部分もあるかもしれません。

しかし、本来法律上は勤務時間外に部活指導をする必要はありません。
教育公務員として法律で縛られる部分はありますが、法律で守られる部分もあるはずです。


アドバイス(まとめ)

本記事を一言でまとめると、
「若手の先生よ、部活動顧問がつらいと感じるなら、まずは話せる先生に相談しよう!」
です。

まずは、話せる先生に相談してみてください
つらい思いをもち続けるのは精神的にもよくありません。

そして、部活動に関する法律を知り、自分の気持ちを軽くすることからやってみてはいかがでしょうか?


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