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【映画】 ベイマックス (Big Hero 6)

ベイマックス (Big Hero 6)

あらすじ
2014 / 102分 / 
謎の事故で最愛の兄タダシを失った天才少年ヒロ。深く傷ついた彼の心を救ったのは、人々の心と体を守るために兄が開発したケア・ロボットのベイマックスだった。兄の死の真相をつかもうとする二人だったが、彼らの前に未知なる強大な敵が立ちはだかる。ケア・ロボットとして人を傷つけることを禁じられているベイマックスに、大切なヒロを守り切ることはできるのだろうか?そして、兄がベイマックスに託した、驚くべき“使命”とは…?


ベイマックスのなんとも触り心地の良さそうなこと!
身体と心を癒し、悲しみを乗り越え、勇気と希望を与えるポジティブ・ロボット=ベイマックス。
世界中が悲嘆に暮れている今こそ、ベイマックスを観るとホッコリする。


物語中盤では、ピンチに陥ったときに天才少年ヒロが叫ぶ。

Use those big brains of yours
And think your way
Around the problem.
Look for a new angle.

(超意訳)頭を使って、そして周囲を良く見回して!視点を変えると問題は解決する。

まさに、困難に遭遇したときに、逃げるでもなく、助けをただただ待つのでもなく、泣き叫ぶのでもなく、冷静に考えを巡らせながら、視点を変えて別の角度から問題解決策を編み出す。

そう、人生もまさにただ優しい手を差し伸べるだけでは人は育たない。
自ら考え、乗り越えて行かなければならない。

そんな、まさに、子供から大人まで楽しめる奥の深い映画だった。








ベイマックス (Big Hero 6)

キミがいてくれてよかった
ディズニー史上いまだかつてない優しすぎるロボットと少年ヒロの絆を描いた感動アドベンチャー
日本とサンフランシスコからインスピレーションを得た架空都市サンフランソウキョウを舞台に、壮大なスケールで描かれるふたりの絆の物語。
★第87回アカデミー賞® W受賞[長編・短編アニメーション賞]
ストーリー(wikipediaより引用)
未来の都市サンフランソウキョウ(サンフランシスコと東京のかばん語)に住む14歳の少年・ヒロ・ハマダは天才的な科学の才能を持つが、夢もなく飛び級で高校を卒業したことで目標を見失い、その才能を非合法のロボット・ファイトのために利用するという自堕落な生活を送っていた。そんな弟を見かねた兄のタダシは、彼を自身の所属する工科大学へ連れていく。タダシの友人である「科学オタク」たち(ゴー・ゴー、ワサビ、ハニー・レモン、フレッド)の手がけた数々の発明品や、兄の開発した白くて風船のような見た目のケアロボットベイマックスを目にして刺激を受けたヒロは、尊敬するロバート・キャラハン教授と出会ったことで科学の夢を追究したいと飛び級入学を決意する。
入学するためには、大学の研究発表会でタダシの恩師でありロボット工学の第一人者であるキャラハン教授をうならせる独創的な発表をしなければならない。タダシや大学の仲間たちの協力の下、ヒロは発明品を完成させ、発表会でプレゼンテーションを行なう。ヒロの発明したマイクロボットは指先ほどのサイズしかないが、互いに引き寄せあって集合体を形成する特性を持ち、操作者の頭部に装着した神経トランスミッターでコントロールすることで、その集合体を瞬時に思うままの形状に変化させることができるという画期的な発明品だった。発表は大成功をおさめ、ヒロはキャラハン教授から直々に入学を許可される。しかしその直後、会場で火災事故が発生。タダシは建物に取り残されたキャラハン教授を助けようと炎の中に飛び込み、帰らぬ人となってしまう。ヒロは、兄のタダシだけでなく、尊敬するキャラハン教授、マイクロボットを一度に失う。
タダシの死以降、ヒロは心を閉ざして部屋に引きこもっていたが、彼が思わず発した言葉によってベイマックスが起動し姿を現す。ベイマックスはタダシに与えられた「傷ついた人の心と体を守る」使命に従いヒロの痛みを癒そうと試み、ヒロの手元に唯一残されていたたった一つのマイクロボットの反応を頼りに、街の探索を始める。街に出たベイマックスを慌てて追ったヒロは、彼と共に古びた倉庫にたどり着くが、倉庫の中ではあの火災で失われたはずのマイクロボットが大量に生産されていた。二人はそこで謎を秘めた仮面の男ヨウカイ[14] に遭遇し、男の操る大量のマイクロボットに襲われながらも、命からがら逃げ帰る。
一連の出来事から、タダシの死が事故ではなくマイクロボットを狙った者による犯行なのではと推理したヒロは、兄の死の真相を知るために仮面の男と対峙する決意をする。彼はベイマックスに戦闘用のプログラムを組み込み、バージョンアップする。港でヨウカイに迫ったヒロだが、その圧倒的な力を前にしては逃げる事しかできず、ヒロを心配して追いかけてくれた仲間たちに助けられて何とか窮地を脱する。
フレッドの家に集まったヒロたち。フレッドはヨウカイの正体は実業家のアリステア・クレイで、研究発表会でクレイがヒロのマイクロボットを謙渡しようとしたのを、ヒロがそれを断ったからではないかと推理する。ヒロは信じようとしなかったが、ベイマックスがヨウカイのスキャンをした事を知り、まちじゅうの人をスキャンしヨウカイを捕まえようとする。それぞれの研究にあわせたスーツを開発、ベイマックスのアーマーもより戦闘的なものに改良してロケットパンチを搭載、強化スキャナーと飛行機能も加えてバージョンアップを果たす。
ヒロは飛行機能のテストも兼ねてベイマックスと共にサンフランソウキョウの大空へと飛び立ち、夕暮れの中を自由に飛び回る。ヒロの精神状態が改善に向かったことをスキャンしたベイマックスはケアの終了を提案するが、ヒロはヨウカイを捕まえることを主張し、ベイマックスがスキャンしていたヨウカイの身体データを元に彼の居場所を探ったところ、ヨウカイが孤島の研究施設にいることを知り、仲間達と共にその研究施設に乗り込む。そこでヒロ達は残された録画映像から、過去にこの場所でクレイの経営する大企業「クレイテック」によって軍や政府関係者を前にした物質転送装置の実験が行われるが、クレイが装置の不調を押し切って実験を強行したため、テストパイロットが消息不明になるという事故が起こっていたことを知る。
そこへ再びヨウカイが現れ、ヒロ達を攻撃する。マイクロボットを駆使するヨウカイにヒロ達は立ち向かうが、初の実戦でそれぞれが好き勝手に能力を使ったため翻弄されてしまう。しかし戦いの最中、なんとかヒロはヨウカイの仮面を奪うことに成功。その正体は、火災によって死亡したと思われていたキャラハン教授だった。キャラハン教授は火災の中に取り残されるも、マイクロボットを耐火シェルターとして使い生還していたのだ。ヒロはキャラハン教授が結果的に兄を見殺したのではないかと激怒し、ベイマックスからケアデータを抜き取って教授の殺害を命令する。仲間たちは暴走するベイマックスを止めようと必死になり、ベイマックスにケアデータカードを再挿入したが、キャラハン教授はその隙をついてマイクロボットとともに施設から姿を消していた。ヒロは反対を押し切って尚もキャラハン教授を追跡するが、スキャナーの破損により失敗に終わる。
失意の内に自宅へ戻ったヒロは、ベイマックスから再びケアデータカードを抜き取って戦闘モードにしようとするが、ベイマックスは拒否し、かわりにタダシが「大勢の人を助けるために」と不眠不休でベイマックスを開発した際の記録映像を再生する。自分が間違っていたことを悟ったヒロは、仲間たちに謝罪し、今度こそキャラハン教授を逮捕し、兄のように人を助けるために自分の才能を使うことを誓う。そしてヒロ達は、残りの録画映像から転送装置の事故で行方不明になったパイロットがキャラハンの娘アビゲイルだったことを知り、キャラハンがマイクロボットを使ってクレイに復讐しようとしていた事を突き止める。
折り悪くクレイテック社は新社屋の完成パーティを開催しており、キャラハン教授は修理した転送装置で、クレイテック社とクレイ本人をまるごと異世界へ吸い込もうとしていた。駆けつけたヒロ達は大量のマイクロボットに苦戦するも、各々の能力を最大限に発揮し、マイクロボットを転送装置に吸い込ませることで無力化に成功。キャラハン教授からトランスミッターを奪い、彼の復讐を防ぐ。転送装置は暴走を続けるものの、限界を迎えて崩壊しつつあり、全ては終わったかに見えた。
しかしその時、ベイマックスの強化スキャナーが装置の奥に生命反応を感知し、アビゲイルが異世界内で生きていることを知ったヒロは、兄のように人を助けるため、ベイマックスと共に装置の奥の異世界へと飛び込んでいく。そして無事にアビゲイルを救助して脱出しようとするも、途中で瓦礫からヒロをかばったことでベイマックスが破損、最後にロケットパンチでアビゲイルが乗ったポッドと共にヒロを転送装置の入り口に送り返すも、ベイマックスは異世界の彼方へと消えていき、消滅してしまう。
季節は巡り、ヒロは大学に通うようになった。仲間と共に悲しみを乗り越えて前に進むヒロは、ある日ベイマックスが自分に託したロケットパンチが、何かを握りしめている事に気がつく。それはベイマックスの頭脳であるケアデータカードだった。ヒロはベイマックスを自力で完成させて彼と再会し、みんなと共にサンフランソウキョウの街を守るヒーローBIG HERO 6として、今日も人々を助けるのだった。
そして物語はエンドロール後、「ヒーローになって活躍する自分のことを父に見てほしかった」と吐露するフレッドが、父(原作者スタン・リー)の秘密(父もヒーローだった事)を知ってしまい、父と再会を果たして絆を確かめ合うことで映画は幕を閉じる。(wikipediaより引用)
スタッフ
製作総指揮:John Lasseter(ジョン・ラセター)
製作:Roy Conli(ロイ・コンリ)
監督:Don Hall(ドン・ホール)、
   Chris Williams(クリス・ウィリアムズ)
脚本:Jordan Roberts(ジョーダン・ロバーツ)、
   Dan Gerson(ダニエル・ガーソン)、
   Robert L. Baird(ロバート・L・ベアード)
音楽:Henry Jackman(ヘンリー・ジャックマン)




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