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食べ物との関係と、心の変化。私を導いた新たな出会い
そういえば今思い出したのですが、私は普通高校に通っていた頃からしばらくの間、お米が食べられない時期がありました。たぶん3年くらいかな?アレルギーではなく、身体が自然に拒否してしまっていたんです。炭水化物を抜くとどうなるか…当時の私はガリガリだったと思います。(今じゃ考えられませんけどw)身体は疲れやすく、思考も鈍くなり、いつもネガティブ。基礎代謝もどんどん落ちて、眠れない日々が続いていました。20歳前後なのに、まるで自分の年齢に合わないくらい、エネルギーが不足しているように感じていました。
いろんな要因があったと思うんですが、一番大きかったのは「認められたい」という気持ちだったのかもしれません。以前の記事でも触れましたが、私には生まれつき目の横に赤いあざがあって、それがずっとコンプレックスでした。イジメられたりしたことはなかったけど、どこかで自分自身を隠していたんだと思います。あざだけじゃなく、本心まで。
その代償なのかな?痩せることに限らず、内面も外見も変わっていくことで、やっと自分がみんなと同じステージに立てるんじゃないか、という思いが常にあったのかもしれません。「痩せたら、キレイになれる、認めてもらえる」という漠然とした期待が心の奥にあったんです。だからこそ、無意識に身体がその期待に応えるかのように、お米を拒否していたのかもしれません。
キレイになったら、認められる、自信が持てる、そんな気持ちが根底にあったんだと思います。実はこの頃からお米だけじゃなく、食べ物全般に対して身体が拒否反応や過剰反応を示していた時期もありました。
不思議なことに、「幸せ」を感じているときは、そういった衝動が全くなくなるんです。極端なぐらいに。それだからこそ、「悲しい」「寂しい」「辛い」といった負の感情が襲ってくると、むしゃくしゃして、色んな衝動に駆られてしまうんです。食べ物と私の関係は、この頃からどんどん深く、そして複雑なものになっていきました。まさに、切っても切れないような関係になったんです。
そんな生活が続く中で、休学から9か月が経った頃、友達の友達の紹介で、ある人と出会うことになります。この出会いが、私の人生にさらに大きな変化をもたらすことになるのでした。
続く…