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ダラダラ食べるが健康への秘訣

こんにちは、げんきです

一昨日と昨日のyoutubeで中田敦彦さんのyoutube大学で
【痩せたい人はカロリー制限をやめなさい】という本の解説が出ていました

あっちゃんの動画はとてもわかりやすくて噛み砕いているので知識がない方でも楽しく観ることができますよね

そんな今回の動画は、僕が今まで本や資格で勉強した内容のまとめな感じがあったので特にこれが大事だ!というものをお話していこうと思います!


昔からよく言われていること

あっちゃんの動画で言っていた内容として、ダラダラ食べなさい
というところがあります

これはただダラダラ食べることではなくて、よく噛むためにダラダラ食べるということ!

これって僕は結構昔母親によく噛みなさいって言われていたんですけど、みなさんは言われたことありませんか?

よく噛むことが身体にいいことってなんとなく聞かされて、よく知っているつもりかもしれないですが
実際に意識的にできているかと言われると

ギクリ

って感じでしょうか笑

昔からの謎の風習なのではなくちゃんと意味があるんです
それを今回はお伝えしていこうと思います


栄養素はそのまま吸収されることはない

まず1番最初にお伝えしたいのは、栄養素はそのまま身体に吸収されることはないということ

コラーゲンなどをみなさん食べることはありますか?
お肌がプルプルになると言われているコラーゲン

あれって食べたからってコラーゲンが直接お肌にアプローチされることってないんですよ
だからコラーゲンを食べたからお肌がプルプルになるっているのは若干語弊が生じているんですね

というのも、コラーゲンって口から食べて、胃にきた時に消化されますよね?
そして小腸で栄養素として吸収されて、血液を通って各臓器で代謝される
簡単にいうとこんな感じで身体にいくわけですが

そもそもとしてコラーゲンを食べたらまずは消化されてしまうんですね笑
だからコラーゲンとしては跡形もなく、最終形態としてはアミノ酸に分解されてしまうんです

摂ったコラーゲンが分解されて、体内コラーゲン量の増加に影響を与えるとかなんとかはあるようですが今回は触れないでおきます笑

ということで、栄養素としてはコラーゲンは吸収されることはなく、胃で消化されることで吸収されるんですがアミノ酸という物質に分解される必要があるんです

分解を行うためには、まずは消化という過程が必要で今回はこの消化が大切という話に結びついてきます!


噛まないと消化されない?

胃の中には超強力な酸性の液体、胃酸があるんです

胃酸とよく似た液体は、塩酸という液体ですね
理科の実験とかで使ったことはありませんか?

色んなものを溶かしてしまうあの塩酸です

これが胃のなかにあることによって口から食べた食べ物は強い酸によって溶けて、腸で分解しやすいドロドロのものに変えられるんです

でもですね
現代の人はあまり噛まない傾向にあります
噛まないとどうなるか

そう
食べ物が塊のまま胃に入ってくるんです

みなさんはとうもろこしやキノコが便でそのまま出てきたことってありませんか?
(ちなみに自分の出した便は毎回観察してますか?身体の通信簿と呼ばれる便は毎回チェックしてあげましょう!)

そのまま出てきている方は
あーこれは食物繊維がたくさんだからそのまま出てくるんだーって思っている方もいるようですが
実はそうじゃないんです、これはよく噛めていない証拠です

どんな食べ物も胃で消化できないものはないんです
でも塊として胃に入ってきてしまうと、胃のなかの胃酸の量は人によって異なりますがみっちり入っているわけではないので
胃酸にあたらない食べ物も出てきてしまうんです

なので効率よく消化を行うためにはよく噛んで食べ物たちが胃酸で消化されるようにしなくてはいけないんです

しかも、よく噛まない場合とよく噛む場合では胃酸の分泌される量が全然違うという研究もあり
よく噛まない場合は、胃酸も少なければ食べ物も塊のため胃酸にあたらず消化されないということになってしまうので最悪の状態なんです


消化されないとどうなるのか

さて、でも消化されなくても分解をしてくれれば大丈夫じゃね?
と思っているそこのあなた!

まぁ若い時はなんとかなるんです
でもそんな生活を続けているといずれ糖尿病や腸炎や肥満など様々な生活習慣病を患ってしまう可能性があります

しかもよく噛まない人は認知症になりやすいというデータもあったり、、、。

それはなぜか?
それは腸にかなりの負担をかけてしまっているからなんです

腸に負担?
イメージがつかないかもしれませんが、腸の中には腸内細菌と呼ばれる細菌たちがいます
僕たち人間はこの腸内細菌のおかげで、食べ物を分解したり免疫をつけたりしているわけです

食べ物がちゃんと消化されずに腸に運ばれてくると、腸内細菌たちが分解をするために悪戦苦闘を強いられます
そして、その量が多ければ多いほどたくさん働きます

でも腸内細菌たちも餌がなければ働くことはできません、本当であればオリゴ糖や食物繊維たちが餌になるんですが
ちゃんと消化されていない食べ物からは餌を吸収することができないんです

先ほども言ったように、きのことかに含まれる食物繊維がそのまま便として出ちゃってるんだから吸収できるはずがないんです笑

そして餌を与えられずに働き続けた細菌たちはいずれ死滅します

だってみなさんもそうでしょう
ブラック企業で働き続けたら身体を壊して働けなくなりますよね?
それと一緒です、現代人の身体はブラック企業なんです笑


ブラック企業から脱出するためには

そんなブラック企業のみなさんは早いところホワイト企業になりたいですよね

そんなみなさんが考えるのは、まずは食物繊維が豊富な食べ物を食べたり、オリゴ糖を摂ったりするわけです

要するに細菌たちに給料を豊富に与えるような感じですね

でも労働条件はずっと変わらないわけです笑
それじゃ結局一緒なのでまた細菌たちは死滅していきます

元を変えなくてはいけないんです
みなさんもどんなに給料が良くても休日がなかったり、残業ばかりの企業では働きたくないですよね?
それと一緒です

なので、まずはよく噛むことがとても大切なんです!


なぜよく噛むのか

さんざん言ってきた通りよく噛むことで胃で消化をしやすくすることが目的です
でもなぜそんなことはしなくてはいけないのか

そもそも身体には消化分解酵素というものがあって、口ではデンプンなどをブドウ糖に分解したり、胃では消化しながらタンパク質をアミノ酸に分解するなどをしています

この消化と分解が身体にとって大事なんです
そして、その分解ができてようやく腸で身体に吸収されて、血液を通って細胞や臓器に運ばれていくわけです

そうすることでコラーゲンもアミノ酸に分解されて、血液を通って再びコラーゲンとして再合成されることもあるそうです

なので何を食べるが大切ではなく、どうやって食べるのかという食べ方が健康や予防医療にとってはとても大切なんです

みなさんもダラダラよく噛みながら食事をしていきましょう!

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