自然から離れることが・・・
子どもの頃、藤子不二雄先生(まだAとかFとか分かれていなかった)の『ドラえもん』をよく読んでいた。
私は、のび太という人間より、ねこ型ロボットのドラえもんに興味が惹きつけられた。その言動、感情、まなざし。さすが未来からやってきただけあって、弱い立場の人間に寄り添って、優しさをいつでも醸し出している感覚だった。
でも、つよく記憶に残っているコマがある。
それは、ドラえもんはロボットだから、燃料としてオイルを入れるのだけれども、良いオイルを入れると、とても穏やかで優しくなる。