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「今年の目標」よりも大切なこと。

あの人は、○○な人、だったよね。

新年、あけましておめでとうございます。
クリエイティブディレクターの矢野まさつぐです。

本年もよろしくお願い申し上げます。

皆さん、新年の目標は決めましたか。今日は、この「目標」そして「目的」についてお話ししていきたいと思います。

その前に、ちょっとご報告なんですが、ボクが提唱してるメソッド「Hi-AT分析」ですが、この度無事、商標登録の手続きが完了しましたので、正式に

「Hi-AT®分析」

と書けるようになりました。「ハイアット」という発語は、歴史ある高級ホテルのハイアットと被るので、登録は難しいかなぁ、と思っていたのですが、なんとかクリアできました。良かったー。

今年は、このメソッドを世界に広げるための活動の、第一歩を踏み出す年にします。

さて、本題の「目標」ですが、皆さん、スティーブン・R・コヴィー博士の世界的名著「7つの習慣」を読んだことはありますか。

第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」のミッション・ステートメントのつくり方の中に「自分のお葬式を想像して、参列者の記憶にどのように残りたいのかを考えよう」という話がありますが、訳あってボクは、この20年間、年末年始に必ずこれを考えるようにしています。

それは、LENS設立の直前に大切な人を亡くしていて、さらに遡るとOPENENDS創業の直前にも大切な人を亡くしているからです。今年の年始は、LENS設立から10年、OPENENDS創業から20年ですが、それは、その方達とのお別れからの歳月でもあります。

もちろんボクもいつかは死ぬ。いつか、どころか明日死ぬかもしれない、そう考えた時に、間違ったセルフブランディングをしていないか、自分の存在意義がしっかり伝わっているか、その前に自分自身がそれを明確にできているか、と毎年振り返るようにしています。

数年前にボクは、表向きにクリエイティブディレクターを名乗るのをやめて、経営者として生きていく覚悟を決めました。それが、会社の為だ、と心がちぎれるような決意で、そう決めました。

が、ずっと違和感がありながら活動していて、その年の年末に、本当にそれで良かったのか、と改めて考え直し、表向きにはクリエイティブディレクターを名乗るのはやめても、ボク自身の軸足はクリエイティブディレクターにあることをもう一度決めました。なので、名刺には載せていませんが、ボクは生涯クリエイティブディレクターです。

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視点や視座が変わると働き方が変わり、人生が変わる。 今まで、散歩のついでに富士山に登った人はいません。 どこを目指して、どんな準備をして、誰と進むのか。 そのヒントとなる情報を発信します。 ブランディングを軸に、ヒト・モノ・カネに関する鮮度の高い情報を、惜しみなく書いています。

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B2B専門ブランディングファームの株式会社レンズアソシエイツ代表取締役兼クリエイティブディレクター。 「4つの質問でピントを合わせる」の出…

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