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誰よりも自分を信じろ
追い込まれた時に試されるもの
スポーツ経験がある人なら、一度は感じたことがあると思います。
・追い込まれた場面
・苦しい状況
・絶体絶命のピンチ
こうした瞬間は誰にでも訪れます。
そんな時にあなたはどんな心理状態でしたか?
「ヤバい…」
「ミスしたら終わる…」
「もうダメだ…」
と思う人もいれば、
「楽しくなってきた!」
「見せ場が回ってきた!」
「ここを乗り越えれば、絶対に勝てる!」
こんな風に思う人もいるかもしれません。
その場面をどう乗り越えるかが、その後の結果を大きく左右します。
必殺技は存在しない
多くの人が追い込まれた時に状況を打破する「魔法のような必殺技」を求めたくなるかもしれません。しかし、残念ながら実際にはそんなものはありません。
試合や競技の中で、いきなり特別な力が湧き出るわけではなく、勝負を決めるのは、これまで積み重ねてきた「当たり前の質」です。
例えば、
・日々の練習で積み重ねた基本動作
・試合の準備で身につけた判断力や集中力
・日常生活の中で培った体力や精神力
など、これらの「当たり前」のことがピンチの場面で光るのです。
「凡事徹底」の重要性
追い込まれた時に焦ってしまうのは、「当たり前のこと」を徹底していないからかもしれません。
凡事徹底とは、普通のことを徹底的にやり続けること。その積み重ねが「追い込まれた場面でも自分を信じられる力」になります。
凡事徹底の例
・試合前のルーティンを崩さない。
・苦しい場面でも基本動作を忘れない。
・シンプルなプレーに徹する。
「凡事徹底」を意識してきた選手は、自分を信じる基盤ができている為、どんなピンチでも崩れにくいのです。
ピンチを乗り越えるための思考
追い込まれた場面では、考え方一つで結果が変わることがあります。以下の2つのポイントを意識してみて下さい。
・環境に適応する
「今この状況で、どうすれば最大限の力が発揮できるだろうか?」と問いかけ、環境に合わせて行動を最適化しましょう。試合の中では、完璧を目指すのではなく、その場に適応した最善の選択を続けることが重要です。
・目の前のことに集中する
ピンチの時こそ、過去のミスや未来の不安に捉われがちです。しかし、集中するべきは「今、目の前のプレー」。考えすぎず、目の前の1プレーに全力を注ぐことで、状況が好転する可能性が高まります。
努力を運任せにしない
追い込まれた場面は誰にでも訪れます。しかし、それを乗り越える力は、「日々の努力の積み重ね」から生まれます。当たり前の質を高め、凡事徹底を実践することで、追い込まれた場面でも冷静に、そして力強く立ち向かえる自分を作ることができます。
次の試合や練習で、「当たり前」を少しだけ丁寧に、そして徹底してみませんか?それが、あなたをピンチから救う最大の武器になるはずです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。少しでも参考になれば幸いです。
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では次回もお楽しみに👋
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