益田冬嗣
自作の短編小説をまとめたマガジンです。 note内の公募や賞に応募したものも含まれます。
BL短編をまとめたマガジンです。
カクヨムの「5分で読書」短編小説コンテスト「通学路、振り返るとそこにいる(ホラー)」に応募した短編です。 一括だと長く、読み難いので分割したものを纏めたマガジンです。
タイトル通り、益田冬嗣のお仕事履歴を公開致します。 お仕事のご依頼をご検討中の方がいらっしゃいましたら、履歴書代わりにご利用頂けますと幸いです。 小説 ライトノベルから官能小説まで読み書きしております。 小説でのお仕事の履歴です。 ■ 官能小説パープルノベル 名義:益田冬嗣(ますだ ふゆつぐ) 益田冬嗣の作品一覧ページ 益田冬嗣名義で始めて小説のお仕事を頂いたパープルノベルさんは2020年からのお付き合い。 初掲載は2020年4月16日「熱を求める」です。
散歩を趣味にしていると、街中には様々な案内があることに気づかされます。災害時の避難場所を記したハザードマップから町内の催し物を掲示したものまで多種多様です。 その中に市区町村が作成した散策路を掲示したマップがあります。 史跡や神社仏閣、あるいは公園、緑地といった自然資源を繋いで作成されたマップはバラエティ豊かです。 通勤、通学で見ている町と、少しばかり違う顔を覗かせる散策ルートをご紹介します。 水と緑の回廊について 水と緑の回廊は千葉県市川市にある散策ルート。 市
仕事で自前の写真を使うことが格段に増えました。 構図やら色々と試行錯誤して、散歩の最中にも練習がてら積極的に撮影をしているですが、なかなか上達している気がしない。 そんな中で2024年1月から7月までに撮影したものの中から気に入っている写真を掲載します。 散歩写真 前述しましたが、散歩の途中でなるべく足を止めて写真を撮るように心がけています。 長い距離を歩くようになったので休憩を定期的に取るという意味もありますが、写真を撮る習慣がないのでまずは習慣付けからスタートし
34km歩いていた。 行動時間はほぼ9時間。少々休憩はしたので、実質的には8時間半程度だろうか。 スタートは千葉県市川市にある市川橋。 ひたすら江戸川を遡上する形で歩き続けた。 目的地があったわけではなく、歩いてみたくなっただけだった。延々と川沿いの土手を歩いて、景色の移り変わりを眺める。 それだけの旅。 そう、旅だったのだ。 あの日、私はまごうことなき旅をしていた。 自分の足で地面を蹴って、風の強さと冷たさに気圧され、あんまりにも天気がいいので笑ってい
10月21日、22日に代々木公園で開催されたGEARLOOP MARKET 2023に行ってきました。 GEARLOOP MARKETはアウトドア業界で活動するプロが出店するフリーマーケットで、店舗ではなかなかお目にかかれないものもあるとか、ないとか。 いざ会場へどれぐらい人が来るのかな、とのんびりと会場に行くと、かなりの人出! ドーナツも売っているし、食べながらゆっくりと見て回ろうという目論見でしたが、ムリムリ……。 そんな中でもあちこち見て回ると、面白そうなものや欲
最近はAIが生成するイラストが良くも悪くも話題になっている。 個人的な見解を述べるなら、AI絵師と名乗っている人達の何人が本当に「絵師」なのか疑問だ。 AIそのものは凄いものだと感じている。 開発者は称賛されても良いのではないだろうか。 絵画、音楽、その他の表現方法でも一握りの天才以外は、模倣からスタートしているはずだ。 そして、模倣から脱却するために悩んだり、あるいは模倣する中で消しようがない自分の個性に出会ったりしてオリジナリティを自覚してる。 そんな「人間らしい」スタ
かつしかの観光事の発端は仕事で葛飾区に行った時に見つけた「かつしかの観光」という看板。 この葛飾区の総合スポーツセンターの前に設置された看板には史跡が掲示されていました。 町を歩いていると、案外こういった看板や史跡そのものに出会うことがあります。 偶然の出会いも良いものですが、目的を持って歩く回ることもなかなか乙なもの。 そこで今回は看板左側にクローズアップされている中川より西の立石周辺を回ることにしました。 具体的には看板上に紹介されている喜多向観音、西円寺、立石、南蔵院
Twitterを利用していると目に入るアレコレについて忘備録的に書き残しておこう思う。 「今」感じていることを数年、あるいは数か月後に読み返して何か思うところがあるかもしれない。 そんな自分に対する実験じみた試みだ。 まずは奨学金の減免について。 Twitterでは基本的に「反対」「嫌悪」という立場を表明している方々が目についた。 私は奨学金の減免に関して、前提を見直せば問題はないではないかと思う。 要は子供を妊娠した。生みたい。しかし、奨学金の返済が枷になっ
お馴染みのアイツは相棒になるか 物書きとして小説を書く仕事だけでなく、記事を書く仕事のお仕事も頂戴している。 場合によっては写真の掲載が必要なのだが、かといってプロに頼めるほど稼いでもいない。 仕方ないので写真の撮影も少しずつ練習をすることにした。 しかし、いきなりカメラを購入したところで、性能を活かすことができるはずもないのは自明の理。 なら、どうやって撮影するかといえば、お馴染みのスマホである。 今や誰もが持ち歩き、気ままにパチパチとシャッターを切るご時世だ。い
※ヘッダー画像は「みんなのフォトギャラリー」より九十九屋さんた様の写真をお借り致しました。 集合住宅で暮らす悩みのひとつに、騒音がある。 私の住んでいる集合住宅では、上階からの足音がよく聞こえてくる。 その頭上から聞こえてくる足音が私は苦手、というよりも少々怖い。 それというのも、幼少期の体験があるからだ。 私が幼少期を過ごしたのは、集合住宅など殆どない地方都市の片隅だった。過疎化が当時から進んでおり、私が通っていた学校は何年か前に廃校となった。 田舎、というと
※画像はみんなのフォトギャラリーよりにか様の画像をお借り致しました。 生まれて初めて官能小説を書いたのは、2020年4月のことだった。 募集していたので小説の仕事もしたいし挑戦してみよう。そんな軽い気持ちでのことだった。 目に留まればラッキーだし、採用されなくても仕方ない。そんな後ろ向きな気持ちもあった。 過去に一度だけ読んだ団鬼六先生のタイトルすら憶えていない官能小説を頭の中で紐解いて、何とか自分なりのものを書いて納品したのだ。 ただ、団鬼六先生の作品を読ん
本日はご足労頂き、ありがとうございます。 どうぞお掛けください。お好きなものを注文なさってくださいね。 では、早速ですが履歴書を拝見しても宜しいでしょうか。 ほう、なかなかの経歴をお持ちですねぇ。大学では政経学部に在籍されていたと。お勤め先で何か役に立ちましたか? ああ、やっぱり役に立ちませんでしたかぁ。 ……それで、お勤め先をリストラされてしまったのは三日前でしたか。 失礼ですが、理由に心当たりは? 周囲の理解と努力が足りなかった、と。ふぅむ、なるほどねえ。
前書き※サムネイルはみんなのフォトギャラリーより、数井_椎様の写真をお借りしました。 第2回THE NEW COOL NOTER 賞に応募した短編小説です。 以下の注意にご留意の上でご覧くださいませ。 ・注意 BL 本文 地面ばかり見ていることに気付いて、鹿野青磁(かの せいじ)は立ち止まった。 大きく息を吐き、視線を意識して上げる。 彼の目の前にあるのは石が転がり、所によっては木の根が張り出している険しい登山道だ。あまり人気のない山域であるせいか、整備されている様
■ 前書き サムネイルはみんなのフォトギャラリーより、いぬけんぴ様の写真をお借りしました。 先日、カクヨムとnoteに投稿した「雨の日は振り返るな」の反省をします。 自分のためだけに纏めておいても良いのですが、自戒の意味を込めて目につく場所に置くことにしました。 ついでに自分の小説の書き方も点検し、次回に活かせればという目論見です。 日記じみた内容ですので、他人様の役に立つ優良記事ではないとご了承ください。 ■ 「雨の日は振り返るな」の反省点 文章面だけでなく
■ 前書き サムネイルはみんなのフォトギャラリーより、屋根裏様の写真をお借りしました。 カクヨム「5分で読書」短編小説コンテストにて、「通学路、振り返るとそこにいる(ホラー)」というカテゴリーへの応募ですので、一応ホラーということになっております。 怖くはないです。 全文を一気に掲載すると非常に読み難かったので、分割しております。 カクヨムでの掲載は「雨の日は振り返るな」にてご覧頂けます。 ■ 本文 3 ヒロヤは街路に立っていた。四辻の真ん中に立って
■ 前書き サムネイルはみんなのフォトギャラリーより、ted_ozawa様の写真をお借りしました。 カクヨム「5分で読書」短編小説コンテストにて、「通学路、振り返るとそこにいる(ホラー)」というカテゴリーへの応募ですので、一応ホラーということになっております。 怖くはないです。 全文を一気に掲載すると非常に読み難かったので、分割しております。 カクヨムでの掲載は「雨の日は振り返るな」にてご覧頂けます。 ■ 本文 2 少し肌寒い。 ヒロヤは傘の下で腕