「違うよ、僕の言い方が悪かったかな」
この前グッド・ウィル・ハンティングについてロビン・ウィリアムズとベン・アフレックに感動したことを話して、レナードの朝を見てそれを思い出したので感情を増幅させて書く。ヘッダ画像をお借りしています。
というのもレナードの朝がすさまじい「俺を見ろオーラ」を出していたため。
ロビン・ウィリアムズの演技について語るとき、ぼくが見逃してはならないのは、彼が映画「レナードの朝」で見せた、深い共感と献身的な姿勢です。
レナードでもロビンが演じるキャラクターが見せる「違うよ 僕の言い方が悪かったかな」という台詞は、ぼくにとってこの映画で最も感動的な瞬間の一つでした。
この台詞は、病気を抱える人々に対して、ただ命令を下すのではなく、彼らが自分でできることを信じ、その可能性を引き出そうとするロビンの姿勢を象徴している。
彼は相手が指示通りに動かないことに怒るのではなく、自分の伝え方に問題があったと考え、自らを犠牲にすることをいとわない献身的な精神を演じるのが器用すぎワロタ感がある。
ロビン・ウィリアムズは、愚直で真摯な、天才的な研究者や探求者の役を演じることにおいて、その没頭する姿勢で観る者を魅了し続けた。「グッド・ウィル・ハンティング」での彼の役割はもちろんのこと、「レナードの朝」での彼の演技は、ロビンがどれほどその役にぴったりであるかを証明しています。
特に今回見た「レナードの朝」では、彼が演じるキャラクターの深い共感と、人としての温かさが際立っている……かどうかはわからないんだけど、だってロビンは今回ぼくみたいな引きこもりだ。それがレナードに愛を教えられ、動き出した。つまりレナードを通した─────というのは奢りがすぎるか。レナードに逆にロビンが師事した形でロビンが教育され、見事に成育した。女を誘えた。
この映画でロビン・ウィリアムズが示した献身的な精神は、私たちにとって大きな学びです。といいますかこれが……実話だとは……悲しすぎる……
彼は、病気を抱える人々が直面する挑戦を乗り越えるためには、単に技術的な治療だけではなく、患者一人ひとりへの深い理解と共感が必要であることを教えてくれます。クソみてえな薬業者からバカ高い言い値でサブスクみてえに薬を買い取らせるために自社企業(病院)のスポンサーにプレゼンする。苔にしか興味がない男がですよ。
ロビンが演じるキャラクターは、病気に立ち向かう人々への無条件のサポートを通じて、彼らの尊厳と自立を尊重します。レナードに張り倒されても暴力だと主張しない。レナードが隔離病棟に行ってしまうから。眼鏡の賠償など求めない。といいますか…… 最後の方に至り、はじめてぼくはこの映画そういえばロバート・デ・ニーロがでてんだなと思うほど、レナードに同化しているロバート・デ・ニーロに気づいていなかったようだ。ロビン・ウィリアムズとロバート・デ・ニーロが共演したのか……
ぼくはロバート・デ・ニーロの映画を見に見まくってしまっている。ぼくがかつて短期間に二度以上みた映画は千と千尋の神隠ししかないのだが、マイ・インターンをまた観ようかと思ってしまったほどである。つっても千と千尋の神隠しは1ヶ月に一度単位でもちろんリアルタイムでなく見ており、マイ・インターンなんて数年前なんだけど。
加えてロビンの演技には、ぼくら自身の生活においても大切にしたい、謙虚さが込められています。彼が演じるキャラクターのように、ぼくらも周りの人々に対して温かく、支え合う関係を築けたらいいんだけど……パラサイトとか思い出すともう上級にいる人達が下層民を使うのが当たり前みたいな構図がもう常識になっちゃってる世界がここにあるからもうなんとも言えねえ感が
ロビン・ウィリアムズは、彼の演技を通じて、人間としての深い愛と、生きることの意味を問いかけているんだけど、今の世の中はハックとチートが重宝されていることをタイパだコスパだと馬鹿にする大人たちでいっぱいです。そのハックとチートをお前らが生み出したからそれを脳死で使ってる奴らが馬鹿にされ、生み出した連中は金を懐に入れるだけだ。
ロビン・ウィリアムズの魅力は、彼が持つ深い人間性と、彼の演技から伝わる献身的な精神にあります。ぼくらに人生の多くの挑戦に立ち向かう勇気をくれます。
彼の演じるキャラクターと共に過ごした時間は、ぼくらの心に深く刻まれ、彼の残した遺産はこれからも多くの人々を励まし続けるといいんだけど。