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セブンルール稲垣愛さん感想

よくセブンルールを見ているので今日もその乗りで見ました。ヘッダ画像をお借りしています。

関係ないため言うことが憚られますが、今日は東条英機について書こうかなと思いました。書かなくてよかったかも知れない。

稲垣がいる学校には彼女のもとでバスケットを学びたい人々が集まる。創部から5年も経たないで優勝した。

2、いいところを伝える

その内容は鬼のようにPDCAサイクルを生徒一人ひとりの中に位置づける的な感じだった。そこらのリーマンもびっくりというか、体育会系でありながら社会に出てから(惜しむらくも運動能力を活かせないタイプのホワイトカラー系職業に就いたとしても)非常に役に立つ内容だったように思う。

クラブでありながら、仮想戦において文面でフィードバックをひとりひとりに送るという施策をぼくは初めて見ました。コーチなんてその場限りのことを口でなんとでも言えてしまう。それは時に受ける側を萎縮させる。オンエアでも、仮想中に稲垣から発せられる言葉は悪いところだけだった。疲弊した身体でそんなのいちいち覚えてらんないやんけ

しかしながら、明文化することでいつでも見返せるというアドバンテージができる。稲垣もそれを彼女たち部員がしっかり戦っている最中に書いているわけで、別に終わってから適当に書いているわけではないから裏付けも説得力もあるはずです。ああ、自分はこんなことができているのか。あるいはこんなわけのわからんことをしてしまっているのか。

セブンルールでは良いところを伝える、と書かれてますが、正確にはここがだめだけどこんな良いところがある、と伝えている。良いところは伸長点としてもっとガンガン育てられる。

部員は家に持って帰って読み返せる。運動していない時間もバスケットと自分のことが考えられるようになる。

良いところを伝える理由は腐った人間を作らないためでした。1人でもそんな人間がいれば、他の人達も人間なので気を遣う。そんな中で腐ったやつに遠慮した運動しかできなくなる。優勝できるわけがない。そんな遠慮なんかせず、全霊で戦うさまを稲垣は「意識が高い状態」と評している。

企業のゴールとは

これは割と企業内でも言えるような気がします。ベンチャーの意識は気が狂ったほどCEOとそれ以外が同じくらい高いから、稲垣が言う優勝できる状態である。企業の優勝とは資金調達……ではなく普通に受注でいいでしょうか。受注がゴールと言ってしまうと売り切って終わりであるため良い企業との縁の始まり、と言ったほうがいいでしょうか。

他の学校も稲垣のメソッドを丸パクリしたら上手く行ってしまうのではないだろうか?と思わされるものの、実現不可能に見える箇所も多いように思える。女子校の教員、生活指導まで担当しており、10名以上もの生徒を自分たち夫婦が住む家で寮として暮らさせている。中型?か大型免許を取り、クラブ後にバスで最寄り駅まで送る。10代になったばかりの女の人だらけであるという環境を明確に理解しており、何があるかわからない真っ暗な道を歩かせない。

他にも特筆すべき稲垣のルールはありますが今日はこのへんで……それでは、週のスタートをあまり抱え込まないようにして過ごしましょう。

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