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ふくすけ2024 歌舞伎町黙示録
ふくすけ2024
歌舞伎町黙示録 at Theater MILANO-Za
舞台「ふくすけ」は1998年の再演でみているので、26年ぶり。98年は世田谷パブリックホールとハコの大きさはさほど変わりないと感じたけど、歌舞伎町タワーというビルの6階にあることは、もともと歌舞伎町が舞台の作品なので、歌舞伎町を睥睨しているようでもあり、ランドスケープとしての歌舞伎町を強く感じてしまう。
松尾スズキの作品
「YOLO 百元之恋」
「YOLO 百元之恋」新宿バルト9
「こんにちは、私のお母さん」のジア·リンがまたまたやってくれた。前作は実話ベース。自分の母へのオマージュであることがエンドロールで明かされたが、今回もエンドロールでこれでもかのカタルシスが炸裂。
安藤サクラ主演の「百円の恋」(武 正晴監督 足立紳脚本)にジア·リンが惚れ込んでリメイクした映画が「YOLO 百元之恋」。ジア·リンの監督、脚本、主演は、「こんにち
映画「悪は存在しない」
「悪は存在しない」Evil does not exist.
5月4日 川越スバル座にてみた。
題名からして意味深で、なんか構えてしまう。
冒頭の森の木々を見上げて進んでいくシーンが長回しで展開される。極めて印象的な音楽とともにしばらく続くので、音楽が主体の映像であることがわかる。音楽が先にあって、そのライブパフォーマンスに映像をかぶせる制作(GIFT)があって、その後に映画にもしようというこ
「酔いどれクライマー 永田東一郎物語」藤原章生著
読了後、心をかきむしられ、しばらく動けなくなった。
生まれが自分と同年(1959年)であり、同じく登攀にのめり込んだことがあるので、主人公の挙動と生き様が他人事ではないのだ。等身大の自分史を反芻しているかのように、当時の心象が蘇る。葬り去ることのできない、あのときの自分。あの時代。後ろめたくて、思い出したくもない、どうしようもない、それでも少し懐かしい。そんな自分がこの本の中にいる。
2004
平山さんに会いたい!
映画「Perfect Days」
(ネタバレみたいですが、まったく気にならないと思う)
平山さんは役所広司演じる主人公の名前。渋谷区の公衆トイレ(The Tokyo Toilet)の清掃員だ。彼の日常を一日一日、淡々とカメラは追っていく。映画のタイトルは、「Perfect Days」
Perfect Daysは、平山さんが移動する車の中で聞くルー・リードの曲。他にも70年代の曲がカセットテープで