あの時のうどんは、しょっぱかったけどおいしかった。 あ。みなさん、こんにちは。「ふーみん」こと、西村史彦です。僕は今、すみなすという会社の代表として、精神・発達障害を抱える方に向けたアート特化型就労支援サービス(就労継続支援B型)の「GENIUS」、アート・コーチング・プログラム「MY genius」を運営しています。 おかげさまで「GENIUS」では、JTによる喫煙所を起点としたアートプロジェクト「LightUp Gallery」に参画したり、イタリアのシャツブランド「
今日11月22日で、すみなすの設立から丸5年を迎えました。関わってくれているすべての人への感謝と共に、この日を迎えています。 2019年の創業時、僕の中にあったのは「障害の有無にかかわらず、自分を含めた誰の中にもある天才性を証明したい」「既存の“THE福祉”っぽくないことをしたい」という漠然とした想いだけ。それが人との出会いを重ねるなかで形を変え、2023年には「個性を解放する」という明確な軸へと育っていきました。 この5年間、すみなすはいつも、人とのつながりのおかげで新
「自分をこわし、自分をつくる。」をテーマとするアート・コーチング・プログラム「MY genius」の第一期が、9月21日よりスタートしました。これまで、「GENIUS」を通じて障害福祉の領域でやってきた「生きづらさを面白さに転換する」ことを、よりたくさんの人に届けるためにはじめたのが、このプログラムです。 そして9月21日から23日まで、そのプログラムの最初の一歩でもある2泊3日のブースト合宿を行いました。これが、想像以上に心揺さぶられる場となり、合宿から3週間が経とうとし
いつも株式会社すみなすやジーニアスを応援してくださっている皆さま、いつも本当にありがとうございます。 すみなすは、これまで掲げてきた「生きづらさを面白さに転換する」というVisionに向かって、これまでもこれからも変わらず僕ららしく歩んでいきます。 その世界の実現のためにずっと僕の内側で描いてきたことを、今年ようやく新規事業として実現できそうです。 それは、本当に人との出会い、繋がりが連なっていったからこそ実現できることで、感謝しかありません。 さて、そんなタイミングで、
こんにちは! 今日は今後僕が描いていきたい世界について、そして、そのためにやろうとしていることとそのサービスの実証実験について記します。 GENIUSを「障害」も「障壁」もなく、もっと広く、多くの人へ僕は「生きづらさを面白さに転換する」世界の実現を目指しています。 そのための手段として、これまで「ジーニアス」というアート特化型就労支援サービスを提供してきました。 そこでは、精神疾患や発達障害などから生きづらさを抱える人たちがアーティストとして日々創造を積み重ねています。
昨日、Genius Imari を閉所しました。 noteの投稿は久しぶりになりますが、今日は、皆さまに大切なご報告があります。 昨年6月に開設したGenius Imariですが、昨日6月30日をもちまして閉所したことをここにご報告いたします。 この1年1ヶ月、Genius Imariと関係し、お世話になって皆様、誠にありがといございました。 閉所となった背景にあった二つの課題 Genius Imariが閉所となった背景には、大きく二つの課題がありました。 一つは、収支
『無事に元気な女の子が産まれてきてくれました』 西村家の5人目の子どもが、11月8日無事に産まれてきてくれました。 産声を聞いた時の感動は、きっとずっと忘れないと思います。 嬉しさと安堵と共に寂しさも混じった心の揺れがありました。 昨年の11月18日、西村家の4人目の子ども成類(なる)が産まれてきてくれました。 彼女は、予定日まであと12日だった11月15日、お腹の中で亡くなっていました。 お腹の中から家族とコミュニケーションを取ってくれていた、本当に可愛い可愛い娘でし
すこし前にnoteで書いた【ぼくの夢、ぼくの思い】という記事で触れておりましたが、株式会社PR TIMESが主催するApril Dreamプロジェクトに参加させて頂きましたー! そうなんです! 300名に選ばれたので、僕の夢を語るポスターが4月1日、新宿駅に張り出されるんです!! 4月1日を、ウソをつく日ではなく、夢を語る日にしよう!という企画。 今年で3回目だそうですが、「今年が一番おもしろい!」とクリエイティブディレクターの武藤雄一さんも熱量を込めて語っておられました
先日の投稿以降、本当に多くの方からご連絡をいただき、物件や人を紹介して頂いたり、人から人へとご紹介をいただき、つながりが広がっていっている。 関わってくださっている皆さま、ありがとうございます!! 事業において、とことんうまくいかない時期ってありますよね。 それでも態度を変えずに貫き通す。 そうすると、ある時期を境に急に協力者が増えて、次から次に人や物件を呼び込むストーム状態になる事がある。 僕は、Geniusの開設の時にそれを体感していたから絶対に諦めなかった。 結果
昨日もまた伊万里へと行ってまいりました! 実は、伊万里で新たにアトリエを開設すべく、ただ今物件探しに勤しんでおります! 僕が感じる伊万里の魅力は、なんと言っても「人」。 そして、文化が根付いた街並み。 伊万里は、素敵な地域です! 何度も街を歩き、ここだ!と思った物件にアタックし、一度ほぼ決まりかけていたのですが、そこから逆転ホームランをくらってしまいました。。 その後も何度も足を運び、何軒も物件に猛アプローチしていましたが、なかなか決まらず...。 周囲からは、他の
僕の夢は、「生きづらさ」を「おもしろさ」に転換できる世界をつくること。 人間の形は表裏一体だ。 凹んでいるところがあれば、その分だけとんがっているところがある。 そして、そのとんがっている部分を活かすことこそ、その人が持つ社会的な役割だと考えている。 役割は、アイデンティティだ。 「自分が人に認められている」 役割を通してそう感じた体験が、人生をもっとおもしろくする。 なぜ僕が、「生きづらさ」を「おもしろさ」に転換したいと思うのか? それは、僕自身が「生きづらさ」を
「井の中の蛙大海を知らず」 ...その後に続く言葉があるのをご存知ですか? 先日、年始ということもあり、幼い頃から兄弟や従兄弟のようにして育った幼馴染達と久しぶりに会って、近況報告や昔話、あれやこれやと話を重ねたんですが、 みんな起業家だけあって話が飛ぶ飛ぶ。笑 3人で3つの球でスカッシュやってる気分でした。やったことないけど。 しかし、本当にいつも想像しなかったほどの刺激をもらう。有り難い存在。 一人は、日本中や世界を股にかける起業家。昔は、一緒にギルガメッシュ
11月20日。 成類とのお別れの日まであと一日となってしまいました。 次の日には、火葬しなければなりません。 子供達を預けて病院へと向かいました。 離れたくない。お別れしたくない。戻ってきてほしい。そんな言葉が何度も出てしまいます。 今しか出来ないことをしようと、成類を何度も抱っこしてみたり、ベッドに寝かせて添い寝してみたり、僕と妻と成類の3人でチェキで撮影をしたり、折り紙を追って棺に入れたり、限りある時間の中で出来る限りのことをして過ごしました。 いつまでも一緒にいたい。い
2021年11月15日。最愛の娘がお空へ戻っていきました。 そして、2021年11月18日、彼女は産まれてきました。 産声を上げる事はありませんでしたが、お口を開けて何か歌を歌っているようでした。 とても可愛い天使のような顔立ちを見て、僕の心はぎゅっと何かに握られたようでした。 彼女は、我が家の4人目の子供として産まれてきました。 授かってから今の今までずっと、幸せな気持ちにさせてくれる親孝行な娘でした。 彼女の存在を初めて知った時、正直に言うと、僕と妻は戸惑いました。
こんにちはー! 「生きづらさ」を「おもしろさ」に転換する男、西村史彦です。 最近は、noteを更新できない自分に「生きづらさ」を感じています。笑 今回のテーマは、近所の「生きづらさ」。実際に「生きづらさ」を感じながら、今まさに「おもしろさ」に転換していっている人にフォーカスを当てるという企画です。 というわけで、今回は、就労継続支援B型事業所Geniusのアーティストの一人である川浪晋さんに話を聞いてみました! プロフィール 川浪 晋/Susumu Kawanami
「生きづらさ」を「おもしろさ」に転換する研究ノート #2 今回は、僕が思う「おもしろさ」と「生きづらさ」について書いていきます。 ここ数年で「生きづらさ」という言葉を耳にする機会も増えていると思います。 でも、実際に「生きづらさ」ってどういうことを言うの? ニュアンスで語られることも多い言葉だと思いますので、「生きづらさ」を世の中ではどんな風に定義されているのかを調べて、そこから僕なりに噛み砕いていきたいなと思っています。 もっと言うと、「生きづらさ」を「おもしろさ