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医療と健康を考える。

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医療の話をもっと身近に。
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記事一覧

コロナ渦で「銭湯はメディア」と言ってくれたこと。

コロナ渦で「銭湯はメディア」と言ってくれたこと。

数日前の休日、衝撃的だった。
"クラスターフェス?"
テロかと思った。
もう意味が分からなかった。

分かったのは、私は分断された世界で生きていて、自分の当たり前は誰かの当たり前でないということだった。

私は医療従事者という属性に分類されて、
いまを生きている。

プライベートでも医療従事者は多いので、
行政(保健所)・病院・クリニック・訪問看護ステーション・産業保健などそれぞれの現場の声を把握

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「小杉湯×医療」はなぜ生まれたのか。|第二弾!風呂〜チャートワークショップを開催して。

「小杉湯×医療」はなぜ生まれたのか。|第二弾!風呂〜チャートワークショップを開催して。

はじめまして。お久しぶりです。

銭湯ぐらしのふじはるです!
街で保健師をしながら、銭湯ではコミュニティナースとして活動しています。

「小杉湯×医療」第一弾を実施してから早や半年が経ちました。何もないところから手探りで始めて、いま振り返ると沢山の初めてを経験してきたなと思います。

自分の一方通行の思いではなく、小杉湯に寄り添った活動をしたかったので、まずは小杉湯を知るために、パパママ銭湯のサポ

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想像もできない苦痛だったと思う。もっとラポール形成をしていれば私を頼ってくれたのかなとか、もっとあの時何か見据えていればとか、思ってしまうけれど。残されたご家族に全てを捧げることが、今できることだから。どうか、どうか安らかに。 #グリーフケア

「ワンコイン・レディースドック」はなぜ生まれたのか~Ladyknows Fes 2019 開催にむけて。

「ワンコイン・レディースドック」はなぜ生まれたのか~Ladyknows Fes 2019 開催にむけて。

はじめまして。辻愛沙子と申します。はじめてのnoteです。
現在23歳で、大学を休学しつつ、株式会社カラスという広告の会社でクリエイティブディレクターとして仕事をしています。

私は正直、あまり長文を書くことは得意ではありません。日々の仕事でプレゼンや登壇をさせていただく事が多いからか、対面の場で温度感を乗せて語るという伝え方を超えて、自分が主語となっている長文にじっくりと向き合う時間を意図的に取

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「小杉湯はもう十分にケアだ」|小杉湯×医療者交流会を開催して。

「小杉湯はもう十分にケアだ」|小杉湯×医療者交流会を開催して。

9月26日に小杉湯×医療者交流会を開催しました。

▽なぜ銭湯と医療なのか?銭湯は世代や趣味の異なる人が集う、公共の場。名前は知らないけれどなんとなく顔は知っている、フラットな関係性があります。そんな銭湯には、入浴以外にもコミュニティや健康づくりなどさまざまな活用の可能性があります。例えば、もし医療者が銭湯にいたら、病気になる前の元気なうちから関わることができます。そこでコミュニケーションを取るこ

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学校に保健室があるように、街に大人が行ける保健室があってもいい。「暮らしの保健室とは?」

学校に保健室があるように、街に大人が行ける保健室があってもいい。「暮らしの保健室とは?」

先日、日本プライマリ・ケア学会主催のイベントに参加してきました。

講師は、看護師・暮らしの保健室室長・マギーズ東京センター長 他、暮らしとケアの交差点においてパイオニアとして活躍されている秋山正子さん。
会場は新宿戸山団地にある「暮らしの保健室」。現在、暮らしの保健室は日本全国に約50か所ありますが、そのルーツとなったのはこちらの戸山団地なのです。レジェンド秋山先生(職場でセンター長がそう呼んで

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【7/20 筋肉スナック】やります🌴

【7/20 筋肉スナック】やります🌴

こんにちは!ふじはるです。

ついこの間までキャリアに迷走する子羊だったのに、気づけば筋トレとボクシングをする日々を過ごしています。自分でもなんでこんなことになっているんだ…?とふと冷静になる瞬間があるのですが、事の発端はきっとこれだと思うんです。

で、気づいたらこうなってました。

ポロっと発信したつもりが、気づいたら実現してました。笑

Twitterってすごいな〜大好きだよ〜。

そんなわ

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保健師って何?保健師になる方法は?

こんにちは。ふじはる(@_fujiharu_) です!

私はいま保健師として仕事をしているのですがそのことを周りに話すと「保健師ってなに?」と言われることが多いんです。確かに、私自身も大学に入学するまで保健師のことは全く知りませんでした。

実際に、保健師の人口って看護師に比べて非常に少ないのです。(平成28年度の就業者数は看護師が約115万人に対し、保健師は約5万人ほど)

そこで、これから「

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好きなことに対してアスリート

好きなことに対してアスリート

木曜日に風邪を引いた。久しぶりに単なる体調不良で会社を休んでしまった。控えめに言って、まったく有意義な時間ではなかった。体調は良いに越したことはないのである。

20代も後半になり、以前により無理がきかなくなってきた気がする。気合と根性のゴリ押しでは進まなくなったのだ。

だからこそ、体調管理の大切さを実感している。

僕は高校卒業までは陸上のアスリートだった。大会ごとにしっかりとコンディションを

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