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唯一無二の俳優
以前、こんな記事を書きました。
最近はNetflixは
あまり観ておらず
観るとしても
娘のアカウントを使っていて
今はAmazon primeをよく観ています。
先日、もう一度
「タクシー運転手 約束は海を越えて」を見直してみました。
以前、推しと共演する
俳優のユ・ヘジンさんに
興味があって一度、観たのですが
今回は主人公を演じた
「パラサイト 半地下の家族」アカデミー賞作品賞の
俳優:ソン・ガンホさんの視点で
視聴しました。
その内容は(ネタバレあり)
1980年5月に韓国の全羅南道光州市(現:光州広域市)で起こった民主化を求める民衆蜂起の光州事件が描かれている。史実においては全斗煥らによるクーデターや金大中の逮捕を発端として、学生や市民を中心としたデモが戒厳軍との銃撃戦を伴う武装闘争へと拡大していった。ソウルのタクシー運転手キム・マンソプ(ソン・ガンホ)は、10万ウォンと言う高額な運賃が得られることを期待し、ドイツ人記者のピーターを乗せ光州へと車を走らせ、検問を掻い潜り光州へ入る。そこでピーターは軍による暴虐を目撃し、その事実を全世界に発信するため撮影記録を持ち帰ることを決意する。キムも、仲間や市民との出会い、そして無残にも次々に死んで行く彼らを見るうち、次第にピーターの使命を理解するようになり、クライマックスではピーターのカメラを没収しようとする政府の追手とカーチェイスをしながらソウルへと戻る。キム・サボクの存在が世間に知られることはなかったが、映画が2017年8月の公開後に韓国国内で大ヒットすると、9月に息子のキム・スンピルがその存在を明らかにした。スンピルは父サボクとヒンツペーターが一緒に写った写真をメディアに公開し、サボクが光州事件の4年後の1984年にガンで亡くなったことを明かした。
(Wikipediaより)
マンソプは
11歳になる娘と2人。生計を立てることに精一杯で政治には無関心な平凡な労働者の1人。ドイツ人ジャーナリストのユルゲン・ヒンツペーターを光州まで連れて行った実在のタクシー運転手、キム・サボクをおおよそのモデルとしている。(Wikipedia)
家賃滞納の支払い(10万ウォン)を
なんとか工面しようと
食堂で大手タクシー会社の運転手たちの雑談を
聞きつけ、10万ウォン欲しさに
事情も分からず勝手にピーターを乗せて
光州に向かいます。
途中、ピーターが記者だと気づいて
危険なのでお金だけ貰って帰ろうとしますが
光州の大学生たちが
仲間を守って頑張っている姿や
地元のタクシー運転手(ユ・ヘジンさん演じる)
ファン・テスルたちが
みんなで力を合わせて
傷ついた学生たちを
助けだそうとするのをみて
心が揺れ始め
テスルたち運転手や学生たちが
この事実を全世界に発信して欲しいと
懇願される。
後半、マンソプとピーターが
検問を潜り抜けて
なんとかソウルへ帰ろうとする時の
テスルや光州の運転手たちの
命がけのバックアップには
もう涙しかありませんでした。
制作されたチャン・フン監督は、韓国の若者がこの事件のことを忘れそうになっていることが製作の動機だと言われたそうです。
ピーター:ドイツ人記者。光州事件を撮影・報道したドイツ公共放送連盟(ARD)東京特派員、ユルゲン・ヒンツペーター(ドイツ語版、朝鮮語版)をモデルとしている。(Wikipedia)
卒論でも朝鮮戦争について
あれだけ書いたはずなのに
しばらくは
韓国という国への関心が薄れてしまい
○○年経って(しつこい(><)!!)
推しに興味を持つようになってから
またその歴史を改めて
見つめ直そうとし始めました。
そして、避けては通れない彼の国のことも
今も日韓の関係は
良いとは、決して断言できません。
でも、Netflixや他のネット配信のおかげで
色々なドラマや映画を
その国の言葉で聴くことが
出来るようにもなり
文化や芸術に興味を持ち始め
お互いの交流が更に深まることを
祈るばかりです。
実際、BTSをはじめとする
K-POPは
今や日本のアイドル文化を超え
世界中から愛されていますよね?
オンラインがいつまで続くのかは
分かりませんが
早く渡航の自由な世界に戻ることを
祈ってやみません。
今日はなんだか堅苦しいお話になって
しまいました。
週末なので
もちろん推し活もしたいと思います\(//∇//)\♡♡♡♡
お読みいただきありがとうございます。