#06 会社で消耗していませんか? | ずるい仕事術(佐久間宣行) 【本要約】
しています。
私は、消耗しています。
なんとなく安定してそうだという理由で
奇跡的に入れた大きめな企業も勤め続けて早10年。
このまま年功序列の階段を順調に登るのは、さすがにまずいなと
一定の危機感は感じてはいるものの、
具体的なアクションには踏み出せずにいる30代。
この状況が続きそうで、
「少し仕事に対しての心の持ちようを変えたいな」と
思っていた時に出会ったこの本。
タイトルと帯を見て即買い!
しようとしましたが、この人誰やろ?と思い読み進めてみると。。。
最終的には「ゴットタン」というワードが購入ポイントとなりました。
真正面から戦う根性がないので、
誰とも戦わずに、まだまだずるく生きたい。
めちゃめちゃ目立ちたい訳ではないし、
人間関係を無理に広げたい訳ではないが、
そこそこ一目置かれる存在になりたい。
こんな思いがちょっとでもある人にはおすすめだと思います。
この本は、
「仕事術/人間関係/チーム/マネジメント/企画術/メンタル」の
6つのパートで構成されており、合計62のアドバイスが掲載れています。
この記事では、
まず「仕事術」の中から、
30代がすぐに使えるクションをピックアップしながら、解説していきます。
ちょっと気が回ればできそうなことですが、できていなかったことを厳選しました。
06.相談のゴールは「解決」にする
タイトルでそりゃそうやろ!と思った方も多いのではないでしょうか?
本書では、「話を聞いてほしい人」と「その問題を解決できそうな人」を区別する必要があると書かれています。
単に「聞きやすい人」に聞いていたなぁと本当にハッとさせられました。
ただ、現実問題「その問題を解決できそうな人」というのは
結局上長など立場のある人であることや、忙しそうにしている人であることが多いように思います。
しかし、そんな人に対してこそ、
本書では「なぜ相談相手があなたなのか」をわかってもらうことが必要だと書かれています。
30代にもなると、20代の方から相談を受けることもあると思います。
年功序列の会社であったとしても、20代を導くことも給料に反映されているはずですし、
何より相談されることって意外と気分が良いということを改めて思い出しました。
学生の時、友達から恋愛相談をされた時、なんか嬉しくなかったですか?
相手の本音さらけ出してくれることで、
「あ、頼ってくれてる!」と感じた方も多いのではないでしょうか?
そんなことを思い出しながら、
仕事上でも「なぜあなたなのか」を明示するとともに、忙しそうだからという理由で敬遠せずに、「問題を解決できそうな人」で相談するクセを今のうちに身につけていきたいと思いました。
12.「キャリア相談」は相手を選べ
結局、相談したところで、相手のアドバイスをしっかり聞き分ける視点がなければ、せっかくの忙しい人への相談も無駄になってしまいます。
「この人がこう言ってたから」というのは、30代ではなかなか通用しなくなってきているのではないでしょうか?
良かれと思って言ってくれているのは頭ではわかっているものの、
結局相談した後で「それで、結局どうしたらいいの?」と
不完全燃焼した経験はあるのではないでしょうか?
「キャリア相談」に限った内容ではなく、
普段のアドバイスをもらった時の大切な視点が本書ではこう書かれていました。
30代にもなると、いろんな上司を経験されている方が多いと思います。
思い返すと、アドバイスが一般論、または抽象度の高いことばかり言っている上司に当たった方もおったなぁと。
30代は、プレーヤーとしてもまだまだ頼りにされるお年頃で、相談する機会もまだまだ多いと思います。
自分が一般論しか振りかざせない、そんな40代にならないためにも、
相談する側として、「一般論か?自分にあてた話か?の視点」を忘れずに見極めることが大切だと思わされました。
14.「らしくない仕事」をやってはいけない。
これは正直僕には無理だなぁと。
自分に「らしい仕事」がわからないし、逃げられないこともある。
本書では、別項目ですがこんなフレーズがありました。
タイトルだけ見ると誰かと戦わなくてはならない。そんな気がしてしまいました。
「戦わず」して「ずるい」方法をなんとか考えたい。
そうして、僕は本業から一旦目を逸らし、
好きなことが書けるnoteの更新を頑張ってみようと、
無理やり感溢れる思考で自分をコントロールしました。
私のこのnoteのテーマは「30歳から少しずつ」です。
まだ間に合うと本当に背中を押された気分でした。
まだまだ書き始めなので、孤独な状況ですが、
自分も誰かの背中を押すような記事を書きたいと、「継続のモチベーション」を貰えました。
ありがとうございます。
30代から40代に向けて、本当の大人(おやじ)の階段を登る際に、
忘れてはいけない大切な心がけがありましたので、引用してこの章を締めたいと思います。
いかがだったでしょうか?
個人的な解釈を含め、初めて本の要約でしたが、楽しくかけました。
これにて6部構成の第一部「仕事術」編は、以上です。
次回は「人間関係」編を予定しています。
その後、「チーム」「マネジメント」「企画術」「メンタル」と続く予定です。
気になりましたら、また次回の記事か本書を是非。
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