「ダイバーシティ」について考える
「ダイバーシティ」は、職務内容や求められる資質を明確にした上で、それに合う人材を配置すること、つまり、「適所適材」が原理原則であると考えます。この、いわゆる「タスク型のダイバーシティ」においては、人材配置を考える上で性別や国籍などを判断基準にすべきではありません。なので、「男女比を再考しよう」だとか「外国人従業員をもっと増やそう」などといった、性別や国籍に基づく議論は、本来起こり得ないのです。
一方で、自分とは異なる人間がどのような立場に置かれているのかを理解する必要がある