#36[300字の処方箋]忘れかけたあのことを思い出して泣きたい夜……
ごめんね、ありがとう。捨てゼリフより300字で想いを口ずさむ。悔しい、許せない。会いたい、やり直したい。どうしても受けつけられないあの部分。だからこそ、離れたのに。思わず笑みがこぼれる楽しかったあの日々。夢と現の間で、目頭が熱くなる。
選べなかった。選んではダメ。言うとダメにする本音、正直に言えなかったこと。自信がない、癇癪、保身、心の矢印は常に自分向き、人を信じない。その人でなければならない理由、思い描く未来、相手の望み、自分にできること……。
語るように、想いを夜空に溶かす。僕、どうしたいんだろう……。きみはどうしたい?『シシリエンヌ』な夜。
(投稿時かきおろし)
おわりに:
なんかあった? 飲む?
……いや、ごめん、また誘って? ありがとう。
静かに過ごしたい夜もあるよね。
今日は、フランスの作曲家・フォーレの誕生日(1845/5/12) です。
note 紆余曲折2ヶ月。なんとか 300文字の記事の4本目。頭によぎったことを書ききる。ひらめいて、逃がして終わりじゃない。ちゃんと終わらせる。これを繰り返して、意味のある、作品性の高い文章を送り出すためのあゆみ。心に陽が射すまで、きみの灯となろう。
それではまた、次の記事でお会いしましょう!
⇐第3回
⇒次はこちら(近日公開予定!)
▶ほかの記事をお探しですか?(記事検索)
すべての記事:人気、急上昇、新着、定番など
いいなと思ったら応援しよう!
スキ、コメントが1番うれしいです。私の記事を元にあなたの記事を書いてもらうのも大歓迎!ご感想お待ちしています。