「発達障がいの対処方法」
お子さんが発達障がいと診断された場合、どのような対処方法があるのでしょうか?
本日のテーマは「発達障がいの対処方法」です。
発達障がいの対処方法には以下2つがあります。
1.薬物療法
2.スキルトレーニング
1.薬物療法
薬物療法のメリットは即効性があることです。
ただ、症状を抑える効果はあるのですが、根本的な治療にはなりません。
例えば、多動である方を薬で落ち着かせることはできるのですが、
日常生活の中で、勉強したり、運動したりする時でも、落ち着いた状態、
つまり、ぼけーっとして勉強に集中できなかったり、きびきびと動けなかったりする場合があります。
また、薬物療法を始めると永遠に薬を飲まなければならないと思われている方もいらっしゃると思います。
薬に関しては専門医の判断によります。
飲み続けなければならないと言う医師もいれば、
状況に応じて少しずつ減らして行きましょう。
と考える医師もいます。
つまり、本人と、医師の判断によるということになります。
2.スキルトレーニング
スキルトレーニングとは、ビジョントレーニング、感情のコントロールのトレーニング、ソーシャルスキルトレーニングなどを言います。
生活の中で困っている部分に焦点をあて、何が問題で、何を改善したいのかを現実的に設定し、問題が起きないようにトレーニングをしていくことになります。
ただ、スキルトレーニングは、薬物療法のように、即効性はないため、効果が表れるまでに時間がかかります。
スモールステップで進めていくことになります。
薬物療法もスキルトレーニングも、専門の医師や心理カウンセラーに相談しながら進めていくことが大切です。
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