無農薬で育てた大豆で味噌をつくるプロジェクト/紀の川市
こんにちは!
和歌山食と暮らしプロジェクト わかめ(♀)です。
このプロジェクトでは、和歌山に住むみなさんと一緒に
「食」を中心としたさまざまな出来事をもとに
「暮らし」を考えるヒントを共有していく…
そんな取り組みをしています!
今回は、昨年6月から紀の川市のかたやま農園代表の片山さんと発酵未来塾代表の津村さんが中心となって取り組んでいる無農薬大豆プロジェクトについて紹介します。
たまたま参加したnowaさんのイベントで、こちらの無農薬大豆プロジェクトを知り申込みをしました。
種まきのタイミングは過ぎていましたが、7月の草引きから親子でお世話になっています。
◆7月31日(日)AM7:00 ~草引き~
種から成長した苗の周りに、雑草が生えてきていたので早朝から草を刈りました。
畑仕事に慣れない娘も鎌を使って農作業をしました。
雑草に埋もれているところも…
苗を刈らないように気をつけて周りの草を刈っていきます。
苗の周りもすっきりしました!
青々とした葉が育っていました。
てんとう虫も発見!
これからまたひと月ほど成長をたのしみに待ちます。
◆8月28日(日)AM7:00 ~草引き~
2回目の草引きの日も、日中の暑さを避けて早朝から取りかかりました。
大豆と黒豆も植えていたのですが、どちらにも小さなかわいらしい花が咲いていました♪
苗も成長し高くなっていたけれど、雑草も生い茂っておりました。
場所によっては太もものあたりまで草が伸びていて、今回も苗を傷つけないように周りの草を刈っていきました。
草を刈ると苗の周りもすっきり。暑い時期ではありましたが、こうやって外で汗をかく機会もなかなか無かったので、私も娘もいい経験になりました。
ここにくることで、人とのつながりができるのも魅力的だと感じました。農業に対する想いや考え方を知るきっかけにもなると思います。
◆11月27日(日)AM9:00 ~収穫~
11月の終わり、いよいよ大豆収穫のタイミングとなりました。
生育状況としてはとても良いとはいえなかったようですが、実がなっているところをみるとやはり嬉しくなりますね。
暑い時期に草引きをした苦労も報われます。
すこし葉も茶色くなってきたタイミングで、太くなった茎を鎌で刈り取っていきました。
青空に映えます!
さやができているのがわかります。中の豆がどれくらい入っているかは、この時点でははっきりわかりません…
中にはたくさんのさやがついているものもありました!
うれしい収穫の日。
季節が巡っていることを体感することができました。
刈り取ったものは束にして乾燥させます。
参加者同士で役割分担をして作業を進めました。
◆1月22日(日)9:00 ~さや出し(脱穀)~
日程を一週間間違えて1月15日に畑を見に行くと、一部倒れていましたが乾燥した大豆が確認できました。
そして迎えたさや出しの日。
かなりの人手がかかると予想されており、いつも以上に参加者も多くいましたが、
人の手のみで行った結果、全部はおわりませんでした…
ひとつひとつ手作業で豆を取り出していく…
皆で黙々と作業をするも、取り出せる量には限界があることを知りました。
それでも頑張って取り出した豆はきれいで、愛着のわくものでした。
種から始まった無農薬大豆プロジェクトも、いよいよ味噌づくりの工程に進んでいきます。
が。その前に。
さや出しについては、脱穀機を用いてもう一度作業の日程を設けることとなったのですが、一回目のさや出しの日以降、和歌山でも珍しく雪が降り、なかなかスケジュールが組めませんでした…
(※さや出し2回目は2月12日に作業予定です)
私はこれまで約半年間、無農薬大豆プロジェクトに関わってきましたが、きれいな大豆がたくさん穫れたことに喜びと、ありがたさを感じました。
大豆自体は、痩せた土地のほうが育ちやすいということもありますが、(少しではあるものの)人の手を加えながら育てていくことの大変さや、農業のおもしろさを体感することができました。
街中に住んでいるので、こういった経験もできないままでしたが、土に触れることで人と自然が共存していることや、時折吹く風の気持ちよさ、生き物の多様性など、気づくこともたくさんありました。
一緒に参加した娘は、自分の好物の「きなこ」の原料ができるまでに、これだけ手間がかかるということを知ることができました。
大人も子どもも、こういった経験を通じて自分の住む土地について学ぶことができると思います。
このような取り組みが今後も各地で広がることで、農業の活性化だけでなく、地域とのつながりや防災意識の醸成にもつなげていける可能性があるので、和歌山食と暮らしプロジェクトでも、引き続き応援していきたいです!
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
味噌づくり編もおたのしみに。
和歌山 食と暮らしプロジェクト
主催:一般財団法人和歌山環境保全公社
運営:NPO法人わかやま環境ネットワーク
NPO法人ホッピング
担当:岡部
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