【不随意コラム その11】~マジックハンド見つけたよ!の巻~
こーんばーんはー👏👏👏
どうにもふるえが止まらない!
その名も193。読み方はご自由に。
昨日は勤労感謝の日でしたが、羽を伸ばせましたか? ブラックセールや土日祝関係なくお忙しい方、365日主婦(主夫)の方も無理せずぼちぼち働いてほしいな、と思います🥺
寒さによる痛みと戦っている私ですが、強力な湿布を処方されているので、手、腕、膝、足首に貼りまくれば、そのうち治まるから湿布&サポーター&充電式カイロで凌いでマッスル💪✨(筋肉ゼーローだけど🙈)
前回、自助具の紹介をしたのだけれど
先日、マイ電動車椅子で移動支援としてヘルパーさんに付き添ってもらい、一年弱ぶりくらいかな🤔? 念願の百均に行き、便利な自助具を見つけたのでご紹介したいと思います🙋
🧙<マジックハンドー!)
前回の記事では、マジックハンドを使いこなせるかな……って言っていたけれど、これめっちゃいい!
実は見つけてから購入する前に実際にいくつか商品を取って試してみたのだけれど(お金払う前に使ってごめんなさい🙇)ボックスティッシュよりやや小さめの箱もフックにかけられた商品でもしっかり取れたよ!
500円の商品もあったけれど、これでも十分役立って自分で商品を取れたことがとにかくうれしくて(カゴに入らないサイズだったのもあるけれど)店内でもずっと抱えていたほど😂<もちろん、ちゃんと購入したよ!)
折りたためないのがやや難点ではあるけれど、この値段でここまで掴めるとは!!!(ダイソーの回し者じゃないっすよ☝️ステマでもないっすよ☝️)
グリップや掴む部分の幅の問題で、車椅子の杖ホルダーには入らなかったのだけれど
母曰く、ずっと押さえていると劣化も早そうなので、持ち運びの時だけそれで止める感じでいこうかと。また、あえて白にしたのは黒だと咄嗟の時に見にくいかもしれないから、とのこと。
「自助具を作るぞ!」と息巻いている私よりも当事者だけでなく、支援者としても助かる工夫をすぐさま思いつき、家にあるもので賄う母にはやっぱり敵わないな……としみじみ思う。(何でも買えてしまう世の中だからこそ、捨てずにリメイクして生き返らせる物への優しさも感じるし、見習いたい部分でもある。)
義理の祖父母がデイを利用するようになった時には全ての持ち物に名前をつけ(物によって書くだけじゃなく、ネームタグにしたり、刺繍したり、テプラにしたり……)入院時もかぶりの衣服を全部マジックテープやスナップボタンに付け替えていたほど。
母としては、バリバリ働いている人よりも身内の世話に明け暮れ(私も含まれているのが本当に申し訳ない🙇)、現場での経験が短いことがコンプレックスのようだけれど……
こういう細やかな気遣いは現場の人には喜んでもらえても、身内からは当たり前のように受け取られてしまいがちで、感謝されることも少ない。
私自身も福祉の仕事をしてきても、個々に合った支援を提供出来ていたかというと、実際には「自己満足でしかなかったのかな……」と母の思いやりを受け取る度に痛感する。(だからこそ、次は私が母を支えたい気持ちと揺れてしまうのだ……)
と、身内自慢になってしまったけれど(でも勤労感謝として褒めたくて!)、前回書いた記事の福祉用具のメーカーさんの商品だと4000円ちょいはする😢 その分、商品としては格段に優れていると思うので、否定するつもりも全くないけれど、マジックハンド初心者🔰としての練習に使ってみることにしたぞよ!
とはいえ買い物で使うには商品を落とす可能性もあるので使う場所も限られるとも思う。(元気だった頃から私のマジックショルダーが落としてたくらいだし……)
これまでは「上の物が取れない・届かない」問題ばかり気にしていたけれど、私の場合はベルトをガチガチに締めているので、下に落としたものや落ちているもの(タイヤに巻き込まれたら困りそうな物)が拾えないというの困りごとの方が実は多いと気づいたので、そっち重視になるかな🤔とも思っている。(段差の邪魔にならないようにフットレストの高さを約3cmくらいは上げていて、身長に合わせ長時間座っていても大丈夫なように、分厚めなクッションも敷いてるので……)
余談だけれど久しぶりに百均に行けるのがうれしくて、家ジャー(家で穿くジャージ)の上にお出かけ用のズボン穿いてた😂
出かける直前に寸足らずのズボンから、はみ出していることに気づいて「なんやコレ?」と思ったらナチュラルに重ね着してたわ😂(その下にも10分丈のスパッツ穿いて両膝のサポーターもしてたんやけど!)
そんなうっかり者おるんかーい! と自分でもびっくりだけれど、おかげで寒さも感じずに買い物に行けたよ♪(パジャマを裏返しに着たら……というジンクスは聞いたことあったから調べてみたけれど、重ね着ジンクスは見当たらず😂)
💁<福祉サービスと移動支援について)
私は居宅介護という括りの中で身体介護・通院等介助・家事援助のそれぞれの時間を主に相談支援員さんと決めている。(支援者について、くわしく記事に書こうと思っているのだけれど、なかなかまとめきれていないのでサラッと説明しとくね>🙋
まず相談支援員さんは、若者の場合のケアマネさんのような存在だと言うとわかりやすいかな🤔? 私は中途障がい者とはいえ、緊急搬送されても入院経験もなかったから相談支援というサービスそのものを福祉の仕事に携わっていても知らなかったほど。リハビリのプロの母でさえ!
実際に私がたどり着いた着いたルートも発症して半年後に自分で難病患者向けの相談先に赴き、まだ前職に籍を置いていたこともあり、復職を目指して見つけた就労移行支援(これもまた折を見てくわしく紹介したい)に通うためには受給者証が必要で、そのための家庭訪問調査を受けた前後に相談支援の事業所と契約を交わした形だ。
相談支援員さんは医療と福祉のどちらとも連携を取り、一括した支援計画書を立ててくれる。
就労移行支援を一旦卒業した私は、今のところ訪問看護とヘルパーを利用しているけれど訪問看護は医療で、ヘルパーは福祉サービスと管轄が実は違う。だから、ヘルパーさん(事業所)にもよるけれど、基本的には診察室には入れなかったり(入れたとしてもその時間はサービス外)、サービス中に救急車に同行するのもアウトだったりする。(それでも救急隊員に同乗するように頼まれたら放っておけなくて、救急車に乗っては何度も叱られたと話すヘルパーさんもいた。私も同じ立場だったら、たぶん乗っちゃうと思う……)
でも、そういった利用者の困り事に合う医療・福祉サービス、A型・B型事業所を見つけて紹介して下さる、マジリスペクトスペシャリストが相談支援員さんなのである🪄
私もまだ障がい者手帳を取得する前だった気がするけれど、もう少し相談支援の存在が広まれば障がい児・者の当事者・ご家族の負担を軽減できるかもしれないのにな……と心から思う。利用料は無料なので、当事者本人が無理でも近隣の相談支援に問い合わせてみる価値はあるかと……
今、ものすごい勢いで児童発達支援施設(未就学児)、放課後等デイサービス(小学生~高校生まで)、生活介護(高校卒業後のデイサービス)と幼少期や未成年のうちに福祉サービスの利用経験がある人はまだしも中途障がい者は(特に統合失調症などは発症時期が微妙な年齢で発症して本人も周りも、突然の変化に戸惑う話をいくつか聞いたことがあるので……そして障がい者手帳も本人など患者側から聞かないと対象でも医師からは勧めてくれないこともある。(手帳を取るのに抵抗がある人もいるとはいえ、教えてくれてもいいのにね😭!)その網目からこぼれやすいのが個人的には気になっている。(就労移行支援、A型事業所・B型事業所など他にもサービスはあるのだけれど……この辺ももう少し細かくまとめたい!)
そろそろ話を戻そう⏳️💫
そうして紹介して下さったヘルパーさんに買い物同行(家事援助)・通院同行(通院等介助)と付き添ってもらうことは同じだけれど、移動支援は余暇活動の支援がメインだ。
そのため、障害者福祉に必須な受給者証(障害者区分・支援機関・サービスの利用時間を記載する紙)や実績記録票(実際の利用時間を記載する紙)も別だそう。(介護保険の場合は詳しくないので割愛🙏)
今は移動支援は記録時間も30分単位っぽい。
(“っぽい”といのは、2024年には介護、障害福祉・医療の診療報酬が同時改定らしいのでその影響で変化する可能性があるから。そのため、現場をちょっと離れるだけでも着いていけなくなるんだよね😱税金関係ももちろん反映されるよ!)
ヘルパーさんの話によると移動支援の利用者が少なくて認可がおりていなかったり(都道府県ごとか市ごとかは忘れたけれど)、全国規模の大手のヘルパー事業所でも個々の事業所によって移動支援を受け付けてなかったり、ガイドヘルパーさんがいなかったり……
そして、大抵半日以上はヘルパーさんを拘束するため、企業としては削りたい部分でもあるとのこと。(私としては、ヘルパーさんの息抜きも兼ね利用したい気持ちと感染症等の面を考えると時期によっては、気軽にお願いしづらい😢使うこと自体は悪いことじゃないんだけどね!)
また、方向音痴のヘルパーさんには任せないようにしているなど管理者の采配も大きい。(今のところ、どのヘルパーさんも長年続けてらっしゃっていることもあり方向音痴の方はいなくて、「天職や~!」と言われる方が多いので感謝と尊敬の念でいっぱいだ🥺)
ただどの事業所も年々紙での記録が廃止されるようになってきて(通信問題など、もしものために紙ベースも残してはいる)社用のスマホで記録を取っているのだけれど、そのせいでご年配のヘルパーさん(特にいろいろ乗り越えてきた70代の方が一番元気だそう🏃💨)がどんどん辞めていっているそう。
その上、障害者福祉の場合は、通院の記録も分刻み(家~最寄駅、最寄駅~病院、待ち時間、診察時間、薬局の時間を記録している。帰りも然り)で記録していて、利用する側も心苦しくなるほど。
介護福祉の場合はそこまで細かくないそうで事業所によっては間違えのないように細かい方で一括化されている。(区分や年齢によっては障害者福祉と介護福祉を両方利用している方もいるからより一層ややこしいという話も聞く。ただひとつの事業所で何かあった場合のため、大抵二つ以上のヘルパーを構えた方がいいとも伺っている。)
そんなに細かく記録を取ってたら、要見守りの利用者さんから目を離すことになるのに……と利用者側のくせして歯がゆくなる。(そういったお子さんを預かる仕事もしていたから、どうしても心配になる😢)
ここまで煩雑化されていると、若者の場合は家族が病院に付き添うのを前提にしているのかな、と個人的には感じてしまう。
とはいえ、メインはご年配でも若者も受け入れてくれる施設もいくつか見学したけれど、往診に来てくれる病気以外の通院は家族の同行が基本で、施設や病院に入ったら当たり前だけれどヘルパーさんは使えなくなる。そうなると、身内のいない人は後見人が必須となる。いずれは私もそういう選択が必要になるのかな、ともぼんやりと考えている。
そういう面も含めて、私の自立を両親が反対する理由もわかるし、私自身ももっと大変な人にヘルパーさんの枠を空けた方がいいのかな……とも悩む。
でも、現時点で付き添える人がないから利用しているのも事実……百均で買ったのも大半は日用品だ。(この辺もヘルパー事業所によって違うのだけれど、日用品以外の買い物や、普段使わない買い物先は移動支援扱いになるのよ……)
もう少し電動車椅子に慣れたら一人で買い物も通院も出来るようになるのがベストなんだろうな、きっと。
また、基本的に通勤にヘルパーさんは利用できないけれど(仕事が出来る=出勤も可能と見なされるのと片道分無駄になるから……)その分、モーニングケアとして身だしなみを整えたり、帰宅前と後の車椅子のセッティングなどをしたりすることは可能だから、そういうサービスをうまく使いながらでも
私はやっぱり働きたい!!!!!
移動支援以外の話が長くなってごめんね🙇💦
(私もまだまだ勉強不足で間違った情報を伝えないよう気をつけながらも、少しでも誰かの役に立つ情報も伝えたくて……今の私には情報の提供くらいしかできることないから)
🍀🕊️🍀🕊️🍀🕊️🍀🕊️🍀
ちなみに、わくわく百均めぐりの翌日は、朝からすってんころりん脱力フィーバーでした😭なんでやの~😭
なかなか思うようにはいきまへんなあ……🙍
(ほんで、マジックハンドの練習するには、買い物同行の時間帯と時間数の問題で、まだ試す機会もなく……)
でも移動支援に付き添って頂く一週間前にも同じヘルパーさんと車椅子で通院に行ったんやけど、そのとき保険証確認の列でたまたま通りすがりのおばあちゃまが手編みのマフラーをしていて(私も今、絶賛編み物🧶に夢中なもので……)思わず
「それって手編みですか?」
と声をかけてしまい
「そうよ~足りんから継ぎ足してねえ」
と答えて下さったり(たぶんだけど、帽子やベストも手編みだった!「お引き止めしてすみません💦」と言いつつ、編み物の大先輩に出会えてうれしかった🥰)
百均でもマスキングテープコーナーで互いに
「あ、すみません」
となった時に
「いろんなマステあって悩みますよね~」
とお話したり、と車椅子になってからの方がなぜか社交的になった気がする🤭<それまでは迷子になっても、いい年して人に道を聞くことすら出来ないほどの人見知りで向こうから声かけられてたくらいなのに!)
何よりどこに行ってもみなさん嫌な顔ひとつせず、かといって車椅子だからと過剰に気を遣うわけではなく、カード等を渡したり、差し込んだりするのに手こずっていたら、さりげなく手助けして下さる程度で対等に接してくれるのが本当にありがたかった😊✨
視える人曰く、私には怨霊も守護霊も憑いていないらしいけれど、周りの人に恵まれていることは私の誇りかもね🦆✨<家族・支援者・たまたま出くわした人もみんな、ありがとうございます🙏💕)
だから、病気や障害を抱えていても悪いことばかりでもないんだよ~🙌♥️🙌
【後日談】
入浴介助に来て下さるヘルパーさんにマジックハンドのことを教えると、早速利用者でフル活用して助かっている(ベッドから転げ落ちなくなったんだって!)とのお話を聞き私までうれしくなっちゃった🥰
次は以前に話題にしたものも含まれているけれど、緊急時に役立つものや新たに見つけたアプリを紹介しているよ~!
《つづく》
最後まで読んで下さりありがとうございました🙇🙇
#不随意運動症
最後まで読んでくださり、誠にありがとうございます。よろしければ、サポートいただけますと大変うれしいです。いただいたサポートは今後の創作活動に使わせていただきます!