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情報を探すのではなく、情報が集まる人を探す


2024年9月19日(木)朝の6:00になりました。

情報はあまねく存在する。世界そのものが情報である。

どうも、高倉大希です。




おもしろい人の近くには、おもしろい人が集まっている。

つくづく、そう思います。


だから、おもしろい情報を探したいときはおもしろい人を探します。

情報を探すのではなく、情報が集まる人を探すのです。


夏目漱石も、寺田寅彦も、吉本隆明も、松岡正剛も、横尾忠則も、糸井重里も。

自分にとっては、たくさんの情報を繋げてくれた先生たちです。


なにかがガラッと変わるときというのは、いろんな関係なさそうな要素が、複雑にからみあって、ちょっぴりずつ流れをつくっていくものなんだと、ぼくは思っている。

糸井重里(2004)「ほぼ日刊イトイ新聞の本」講談社


近年は、知りたい情報をピンポイントで探せるようになりました。

検索窓にキーワードを入力すれば、あっという間にヒットします。


その情報をちょいと摘んで、わかった気になっておしまいです。

線で繋げることもないままに、点だけが消費されるのです。


質の悪い点をいくら集めたところで、一向に線にはなりません。

自身のリサーチ能力なんて、あてにしないのが賢明です。


学びの基本は、そうした間を「またぐ」ことにあります。そこから、知るべきことや教養が生まれるんです。例えば、政治と音楽です。まったく関係がなさそうに思えますが、またぐことで見えてくるものがあります。

松岡正剛(2018)『大事なことは何かと何かの「あいだ」にある』LIFE INSIDER


それならば明らかに、情報が集まる人を探す方が効率的です。

冷静に考えれば、自分で一からかき集めようとする方がどうかしています。


情報が集まる人をみつけてしまえば、あっという間に広がります。

情報が連鎖して、次なる人のもとへと連れていってくれるのです。


出会うべき人とは、出会うべきタイミングで、出会うようにできています。

出会うべき情報とは、出会うべきタイミングで、出会うようにできています。


何かしたいというのはこちらの作用だと思っていたが、そうじゃなく向こうからやってくるものだ。その時は全て準備されてやってくる。だから無理しなくてもいい。無理以上のものは要求されないから。

横尾忠則(2018)「アホになる修行」イースト・プレス


自分自身も、そんな人になれたらいいな。

毎朝投稿の先に見る、ぼんやりした夢のひとつです。


この note 「柿の種」を開いてみれば、おもしろい情報と繋がれる。

この note 「柿の種」を開いてみれば、新しい人と繋がれる。


そんな場所に、なれたらいいなと思うのです。

思っているだけなので、間に受けてはなりません。






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高倉大希
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