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10冊読めば大体わかる


2025年1月20日(月)朝の6:00になりました。

フルマラソンまでのこり約1ヶ月、毎日5kmラン継続中です。

どうも、高倉大希です。




仕事のことを知りたいならば、仕事に関する本をとりあえず10冊読んでみる。

歴史のことを知りたいならば、歴史に関する本をとりあえず10冊読んでみる。


10冊読めば、大体わかる。

20冊読めば、間違いない。


極めて個人的な、経験則のひとつです。

大体わかった上で、さらなる深みに進むか否かはまたべつのお話です。


ここまで、教養を身につけなければ時代についていけなくなるという文脈で話してしまいましたが、僕が本当に言いたいのは、現代は「誰もが世界に対して好奇心を持って生きていい、人類初の時代」だということです。

深井龍之介、野村高文(2022)「視点という教養」イースト・プレス


読んでほしいと思っているあなたは、他者の文章を読んでいるのかい。

ときどき、そう思うような書き手と出会います。


よい書き手は、決まってよい読み手です。

自分が書いた文章のひとり目の読み手は、間違いなく自分だからです。


せっかくなので、書くことに関する本を10冊ほどご紹介します。

紹介するまでもないような本ばかりですが、ぜひ。


書くときのぼくたちは『手を動かすこと』が面倒くさいんじゃない。『頭を動かすこと』が面倒くさいんだ。なにかを書くためには、それについて真剣に考えなきゃいけない。その手間を、みんな面倒に感じているんだ。書くことは、考えることだからね。

古賀史健(2023)「さみしい夜にはペンを持て」ポプラ社


古賀史建(2021)「取材・執筆・推敲」ダイヤモント社

田中泰延(2019)「読みたいことを、書けばいい。」ダイヤモンド社

中村邦生(2014)「書き出しは誘惑する」岩波書店

近藤康太郎(2020)「三行で撃つ」CCCメディアハウス

細谷功(2014)「具体と抽象」dZERO

バーバラ・ミント(1999)「考える技術・書く技術」ダイヤモンド社

野矢茂樹(2004)「はじめて考えるときのように」PHP研究所

外山滋比古(2016)「ものの見方、考え方」PHP研究所

池上嘉彦(1984)「記号論への招待」岩波書店

佐藤信夫(1992)「レトリック感覚」講談社


さっきは、頭の中に引きこもっちゃだめだって言ったけど、同じように、なんの変テツもない仲間内に引きこもっちゃ、だめだ。変なものに、変なひとに、出会う。そのときこそ、それを「変だ」と感じる自分自身とはじめて出会える。そこに、考えるという場が開かれる。

野矢茂樹(2004)「はじめて考えるときのように」PHP研究所


とにもかくにも書きたいんだという人は、いちばん上の古賀さんの本を。

深みへの入口に立ちたいんだという人は、下の方に記載している本を。


書くことが大体わかるようになりたいんだという人は、10冊すべての本を。

ぜひ、手に取ってみてください。


大体のことが、わかったら。

きっと、書きたくなくなります。






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高倉大希
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