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わたしは怠惰です


2025年2月21日(金)朝の6:00になりました。

労働者の権利を駆使した、5連休がはじまりました。

どうも、高倉大希です。




自分は、怠惰である。

何かをはじめるときは、そんな前提に立って計画を組み立てます。


怠惰な自分を、どうすれば布団から引っ張り出せるだろう。

怠惰な自分を、どうすればスマホから引き剥がせるだろう。


と、そんなことを考えます。

計画する自分と実行する自分を、切り分けるというわけです。


夜は「明日の経営者」であり、朝は「今日の実行者」がおすすめだ。私の場合は、夜に「明日やるべきこと」「やらないこと」を全て神に書き出し、タグ付けし、一日を終える。

北野唯我(2021)「内定者への手紙」SHOWS Team


フルマラソンの練習も、同じように考えました。

どうせサボりたくなるだろうという前提に立って、計画を組み立てます。


だからこそ、習慣化チームを発足しました。

お互いに、プレッシャーをかけ合うためのチームです。


結果として、マラソン本番では自己ベストを更新しました。

他者の力を借りたおかげで、怠惰な自分を走らせることができたのです。


人にまつわることには、さまざまな怠慢やエラーが起こりうる。これを本間さんはしっかりと見抜いている。別の言葉で言えば「人を信じすぎない仕組み」を「人を信じる施作」に重ねている。だから「人を信じて、人を信ぜず」です。

本間浩輔(2017)「ヤフーの1on1」ダイヤモンド社


決して怠惰であることが、悪いことだとは思いません。

前述のとおり、あくまでも怠惰であることは前提です。


怠惰であることを嫌ってしまうと、自分を責めてしまいます。

前提を責めたところで、よいことなんてありません。


怠惰だとできないことがあるのは、紛れもない事実です。

ただそれと同時に、怠惰だからこそできることもあるはずです。


騒がしい喫茶店だから、窮屈な電車の座席だから、書けなくても仕方ない。この気持ちが重要だ。どうせ無理だろうけど、できなくて当然だけど、一応試すだけ試してみるか、という意識が心の中のハードルを下げてくれる。

穂村弘(2023)「蛸足ノート」中央公論新社


こうして毎朝6:00に定期更新をしていると、マメな人だと勘違いされがちです。

実際は、そんなにきっちりとした性格ではありません。


昨日飲んだビールの缶が、いまでも机に残っています。

履いている靴下は、ほぼ親指が見えています。


わたしは、怠惰です。

きっと、あなたと同じです。






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高倉大希
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