Andyの学びマガジン2023_012「DEIについてどう考える?」
「Andyの学びマガジン」第12弾!
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DEIって知ってる?
憲法にも法の下の平等が記されていたり、約30年前に男女雇用機会均等法が制定されたり、途中からD&Iという言葉が出てきたり。
近年ではDEIという言葉を耳にすることも増えているのではないでしょうか。
DEIは「Diversity」、「Equity」、「Inclusion」の3つの言葉の頭文字をとったものです。
Gallup社で書かれている定義を紹介します。(簡単に和訳しています)
特にわかりやすい属性で言うと、障がい者・性別・LGBTQ・人種・年齢などで語られることが多いですよね。
企業は社会にDEIを求められていく
社会的な流れとして、このDEIは世界的に促進されている考え方です。
DEI促進のメリット
DEIを促進することによって得られるメリットとしてよく下記の4つが挙げられています。
人材不足の解消
イノベーションが生まれやすくなる
社員のエンゲージメントが高まる
企業の評価が高まる
日本での取り組み
特に2020年以降、人材を企業の「資本」と捉える人的資本経営の考え方が主流となり、
日本でも企業は人的資本の情報開示が求められるようになりました。
内閣府が示している例として挙げている項目には下記のようなものがあります。
男女差がメインの印象ですね。
今後もこの情報開示の機運は高まっていくものと考えられます。
今までは、その企業の社員から聞いたりするか、入ってみないとわからなかった、DEIの状況。
この情報開示が進むことで、DEIが進んでいるか社外の人も確認することができるので、転職市場等への影響も出てきそうですね。
特にマネジメント層に女性が少ないと言われる日本。
TOPIX100の取締役に占める女性割合を2030年をめどに 30%にする取り組み、「30% Club Japan」という取り組みもあります。(2022年時点で17.2%)
確かに、海外だと女性の首相・大統領・大企業の社長もいらっしゃるけど、日本ではあまりイメージないですよね。
海外企業での取り組み
海外でDEIに取り組んでいる企業はたくさんあるので、今回は「そこまで開示してるのか!」と思った企業をご紹介します。
その会社はセールスフォースです。従業員の男女・人種割合を公表しています。
しかも従業員全員の割合だけではなく、マネジメント層・技術者・技術者以外という切り口で見ることができます。
しかも2018年から2021年まで見れ、ユーザビリティもさすが(笑)
詳細を見たい方はこちら↓↓
DEIに対するAndyコーチの持論
ここまで日本及び海外でのDEIの取り組み・開示状況について軽く見てきましたが、こういう取り組みを見ていると、どうしてもAndyコーチは次のように考えてしまいます。
「数字が真ではないのではないか…」
「わかりやすい属性だけでいいのだろうか…」
もちろん、あえて多様な年齢層のチームにしてみることで学ぶことも多いですし、意図的な配置・チーミングは一程度効果はあると思いますが、すべてのチームを属性観点で意図的に形成することって難しいのではないかと思います。
などなど、様々考える中で、DEIに対してAndyコーチが持っている持論はこちらです。
属性に関係なく、自分の才能・強みを知り、他者と感謝し合いながら貸し借りする。企業は才能・強みを発揮できるように環境を整える。これが究極のDEIでは?
Andyコーチはストレングスコーチであることもあるので、どうしても才能・強みに発想が言ってしますのですが、属性など関係なく、ひとりひとりが生き生きと自分らしくいられる状態を作っていければと思っています。
下のツイートにも書いている通り、DEIの第一歩は「自分を知ること」だと思っています。
そして極論全員違うので、認め合い関われたらと思います。
今回は、DEIをテーマに各企業の取り組みや考え方、調査をご紹介していきます。
やっと、記事紹介までたどり着きました(笑)
記事紹介もお楽しみください!
記事①:「世界中がお客さん!」な大企業が取り組む無意識の偏見の認識
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