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#nishinote オープン朝礼

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F&Pジャパン代表・西野が社内で発信している 食文化の気づき、F&Pのブランドメイキングストーリーや、日々のマーケティング活動や起業に関するリアルな実体験などから、隔週更新で公開…
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#日記

負の記憶を発掘して有益な資産に変える

コロナ突入直後に、「発信活動にも力を入れていくよ!」と号令をかけて2年になります。 舞台裏の「メイキングストーリー」やサービスを作る「プロセス」を表に開示することの効果は今までの経験でもなんとなく実感はしていましたが、当時はちょうど「最終的な商品ではなく、それを作る過程自体を売りものにする」という新しいビジネス手法が注目され始めていた時期でして (プロセスエコノミーと言います)、僕たちもブランドメイキングのプロセスをもっともっと出してファンを巻き込んでいこう、と言い始めた時期

店を開けるか? 閉めるか? の今

先日の東京の雪、すごかったですよね。 今日はその時に思ったことをつらつらと書いてみます。 経営者はこんな視点で物事を考えているんです、という感じの話になるかもしれません。 一昔前 (3年くらい前まででしょうか)、雪が降っても台風が来ても、店を開けて営業し続けることが日本の美徳だったような感があります。 早々に閉める店は、なんだかサボってるように後ろめたい空気があったのです。 これは青山店で実際にあった話ですが、昔ビルの水道事故があって、真昼の営業中に水が止まったことがあり

オープン朝礼・新年あいさつ 2022

あけましておめでとうございます🙇‍♂️ 今年はありがたい事情もありながら、店舗が長めの年末年始休業になったため、稀に精神的にゆっくりできた年始でした。 とはいえ、そんなありがたい時間は思考の棚卸しや整理に使わせてもらうので、すぐに机に戻っています。 この年始の資料づくりのなかで、過去に遡ってF&Pの営業データを掘り出す作業がありました。過去のデータを見ていると、本当にいろんなことが見えてくるんですね。 そういえばこんな商品あったよね!とか、 今だったらこんな施策は打たな

アーティストはスピーカーを選べない

本格スムージーブランド「FICO & POMUM (フィコ・アンド・ポムム)」 を創業したF&Pジャパン代表の西野です。 このマガジンでは、いつも社内向けに発信している脳内公開つぶやきを投稿しております。 作り手の限界線映画って、映画館で見るのと家のテレビで見るのとでは迫力や感動の伝わり方も全く違いますよね。 制作側や配給側としては、「映画館で見てもらえればベストの状態で感動を伝えられるのに!」と思うわけですが、映画館のスクリーンは多くの人の自宅にはないので、映画館までわざ

「読む未来」と「つくる未来」

本格スムージーブランド「FICO & POMUM (フィコ・アンド・ポムム)」 を創業したF&Pジャパン代表の西野です。 今日は、いつも社内向けに発信している朝礼記事からの転載で、事業を起こす立場の人間の完全なボヤキです。 2種類の未来僕は、自己で関与できる未来には2種類あると思っていて、 1つは半歩先の「読む未来」。 もう1つは3歩先の「つくる未来」です。 半歩先の未来は比較的簡単に予測することができ、訪れることがほぼ約束されているので、早めに準備して対応しといたほうが

もう「厄」なんて気にしない

おはようございます。 表参道と丸の内の本格スムージー、FICO & POMUM (フィコ・アンド・ポムム) を創業したF&Pジャパン代表の西野です。 「社長が今何を考えているか」をメンバーに伝えるために、朝礼でしゃべる代わりに毎週社内へ記事を書いて発信しています。 今日もそこから抜粋して「オープン朝礼」として記事を公開します。 僕は昨年本厄で、今年は後厄です。 でも、厄払い系には一切行っていません。 厄年というのは、就職、結婚、出産、定年など、社会における立場の変化、体調