競争の舞台を避けていた自分
私は幼少期から競争が嫌いだった。
負けず嫌いだったと思う。負けず嫌いすぎて、順位などの優劣が客観的に現れる機会を避ける傾向にあった。
どうも他人と比較しがちであった。
そのせいか、他人の成果を心から喜ぶことは無かったし、ライバルの健闘を讃えるみたいな感覚もよく理解できなかった。
学生時代は団体競技をしていたが、チーム内でもポジション争いやライバル関係みたいな構図もなるべく避けたかった。
心の中では秘めているものの、表ではこだわりの無い人を演じていたと思う。
今思えば、争いに