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女性の発達障害について考える⑤ASD女子は社交的なふるまいが身に付かない?

ASD女子は女性らしくない?


「お行儀よくしなさい」ってどういうこと?

小さい頃の私は

  • 興奮して走り回る

  • 思ったことをすぐ口に出す

  • じっとするのが苦手…

などの問題行動から
「お行儀よくしなさい」
しょっちゅう注意を受けていました。

しかし小さい頃の私は

お行儀よくという言葉の意味
行儀よくふるまう行為が分かりませんでした。

ASD女子の特徴について調べる中
ASD女子は社交的なふるまいが身に付きづらい
傾向があるようです。

今回の記事では

  • ASDさんが社交性が身に付きづらい理由

  • 女性が求められるスキル

この2点を中心にお話ししようと思います。

ASDは社交性が身に付きづらい!

定型さんの場合
言葉や仕草を解釈したり表現したりすること

特定の状況において
何が求められているのか

無意識のうちに読み取り理解して行動します。
そこには細かい観察力も求められます。

そうして幼少期の頃から
少しずつ社交性を身につけていくのです。

しかしASDさんは

社会的状況のルールや
期待されるふるまいを理解することが
難しい
のが男女共に共通しています。

特に積極奇異型のASDさんは
場にそぐわない発言や行動を取るため
周りから白い目で見られることが多いです。

ASDさんは元々

目配せや身振り手振りといった
非言語コミュニケーションを読み取ることが
苦手
なこともあるため

社交性が定型さんより
身に付きづらい傾向が強い
のです。

他には空気を読んで
その場に合った行動を取ることが
難しい
のも挙げられます。

女性は「繊細さ」を求められやすい

特に女性の場合
刻々と変わる状況に対し

直感的に適応して振る舞う
という繊細なスキルが
男性よりも求められる傾向が強いです。

しかしASD女子の場合
ルールや振る舞いの意味や意図を
察して理解することが難しい
ため

どう行動するべきかについて
具体的に指示しなくては
分からない部分が多い
のです。

前述で述べたように女の子は
相手の気持ちや状況を「察する」ことが
求められる傾向が強い
です。

しかし小さい頃は

社会的状況のルールや求められる振る舞いを
読み取り理解する直感的な共感スキルが
定型よりも低いため

どうしてもASD女子は
集団から浮いてしまいがちになるのです。

ASD女子は不潔になりやすい?

また女性は清潔感も求められます。

清潔感も社交性スキルの一つですが
ASD女子は大体
身だしなみに無頓着な傾向が強いです。

他に感覚過敏の影響から
特定の服しか着なかったり
メイク自体が苦手だったり
します。

身だしなみに無頓着/興味が無い影響から

髪がボサボサだったり
服装もだらしなかったり

といったタイプが多いので

「不潔」「がさつな子」
相手からだらしなく思われてしまいがちです。

まとめ

女性は相手を思いやる優しさ
求められる傾向が男性より強いです。

しかしその場の空気を察し
うまくフォローしたり溶け込んだりすることが
ASD女子は苦手
です。

ASD女子は(私自身もそうですが)
繊細さからはほど遠い存在。

発達障害の特性上
小さい頃から社交性が身に付きづらいため

社会で暮らしていく中で
足枷になっている
と感じます。

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