文月の日記 求ム『発達障害翻訳士』
■ASDさんを苦しませる悩み
ASDさんは
定型発達の人との間では
どうしても
コミュニケーションに溝が生まれがちです。
なぜかというと
ASDさんはコミュニケーションに対し
など様々な弱みを抱えています。
特にASDさんは
シングルフォーカスという特性から
マルチタスクな展開が苦手な上に
『失感情症』という
自分が抱いている感情を自覚しづらい
自分の体調の変化を自覚しづらい
など、自分の今の気持ちや感情を
言葉にすることが苦手という特性を
抱えている人が多いです。
ASDさんはうまれつき
脳機能が損傷している影響から
定型発達の人とは
見え方・考え方・捉え方などが異なります。
そのため、定型発達の人と話が噛み合わず
相手との間に溝が生まれやすいのです。
他に『失感情症』の影響から
自分の気持ちをうまく言語化できないことも
相まってモヤモヤ感を抱いてしまいます…
■翻訳者的存在がいるだけで、随分違う!
コミュニケーションの改善について
1人ではどうしても限界があります。
そこで、コミュニケーションの溝を
埋めてくれるような「翻訳者」的存在がいると
ASDさんは
随分生きやすくなるんじゃないかな
と私は考えます。
などを書き出して伝え
自分のASDの特性を理解してもらい
『○○は○○だということ』
『○○は△△だといいたい』
などサポートしてもらうという感じですね。
『つまり、こういうことなんだね』
『あなたはこう感じているのかな?』など
「翻訳者」的存在がいるだけでも
自分ではうまく言語化できない部分も
フォローしてくれるので
ASDさんの抱える
コミュニケーションへの精神的負担が軽減され心理的負担も軽くなると思います。
ASDさんの
感情や気持ちを言語化しづらい
という特性に注目してもらいたいと
私自身強く願います。