ファブナード株式会社

わたしたちは、2021年に創業のスタートアップ企業です。 世界初ポッド型浄軟水器 & …

ファブナード株式会社

わたしたちは、2021年に創業のスタートアップ企業です。 世界初ポッド型浄軟水器 & 世界最小・最多穴数のシャワーヘッドを開発中ですが、立ち上げの進捗や水に関連する物語などを紹介してゆきます。

マガジン

  • 安心・安全・おいしい水をめぐる物語

    「安全でおいしい水」を飲むことは、健康的な暮らしの基本ですよね。 でも、ペットボトルの水を毎日買うのは、ちょっと気が引ける...。 ここでは、知っておきたい水の情報をわかりやすく解説し、地球にも体にも優しい「水」との付き合い方を考えてみます。

最近の記事

【ワンちゃんの水中毒に注意⁉】夏の水分補給と健康管理のポイント

この夏の悲しい事件 某テレビ局のワンちゃん撮影中に倒れ、その後亡くなってしまった事故があり、原因が水中毒と言われています。 →何があったかはこちらより まだまだ残暑が続く中、愛犬の熱中症対策として水分補給は大切ですが、 実は「水中毒」に注意が必要です。 これは、短時間で大量の水を飲むことで起こり命に関わることもあります。 ■水中毒の原因 塩分の含まない大量の真水を飲むことで 低ナトリウム血症を引き起こし、 中毒症状になることがあります。 動物の体を構成している細胞は、

    • #8 上限値がなければ、水道の蛇口で塩素は残り放題なのか

      それにしても、水道法では上限値が決められていないのであれば 実際、日本では残留塩素の濃度はどのくらいなのでしょうか。 全国の水質調査結果を纏めたものはないので、個別に見てみました。 すると、全ては確認できませんでしたが、 多くの県で、厚労省の「おいしい水の水質要件」をもとに 残留塩素の上限の目標値を定め管理をしていることがわかりました。 それによると要件値は0.4㎎/L以下となっています。 都道府県において実際の水質検査結果はどうなのかを見ます。 まず、東京都の蛇口の水

      • #7 日本の「水道水神話」は続くのか?安全な水を考える

        日本では、蛇口をひねれば安全でおいしい水が飲めるのが当たり前、、、なのか? 「水道水は安全」という神話は、高度な浄水技術と 厳しい水質基準によって守られてきました。 世界的に見ても、水道水を安全に飲める国は12か国程度で、 WHO(世界保健機関)の調査では、世界人口の約4分の1が安全な飲み水にアクセスできていない現状です。 しかし近年、この「水道水神話」に 陰りが見え始めているのではないでしょうか。 有機フッ素化合物のうち、人体に影響が懸念される代表的なPFOS/PFO

        • #6 水道の水を飲まない日本人? ペットボトルブームと水道需要減少の背景

          今ではすっかりおなじみになった、ペットボトル入りの水やお茶。 でも、昔はコーラやジュース全盛期だったので 「わざわざペットボトルの水やお茶にお金を使う人などいるのだろうか?」 そんな声も多かったようです。 筆者も子供の頃は、家にペットボトル入りの水やお茶なんて 置いてありませんでした。 時代とともに、私たちの価値観も大きく変わりましたね。 特に1996年、持ち運びに便利な500mlペットボトルが登場してから、 私たちの生活は大きく変わりました。 2000年問題や東日本

        【ワンちゃんの水中毒に注意⁉】夏の水分補給と健康管理のポイント

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        • 安心・安全・おいしい水をめぐる物語
          9本

        記事

          #5 日本初のミネラルウォーターその背景にある物語

          日本では、おいしくて安全な水を求めるようになるのと合わせ、 「ミネラルウォーター」の需要が急増してゆきました。 実は、日本のミネラルウォーターの歴史は意外と古く、明治時代から存在していたんです。 明治年17(1884)には兵庫県川辺郡平野村から湧き出た炭酸水を瓶詰し 「平野水(ヒラノスイ)」として製造開始、 天然炭酸を含む唯一の鉱泉水として販売されました。 興味深いことに、 大正天皇の御料品に指定され、 胃腸病の持病があった夏目漱石も愛飲したと言われます。 これは、のち

          #5 日本初のミネラルウォーターその背景にある物語

          #4 冷たい水、温かい水、いつでも手軽に

          「蛇口をひねれば安全な水が出る」 そういう日常が、当たり前だと思って過ごしてきました。 実は、世界では4人に1人が安全で管理された水を 手に入れられずにいるのが現実です。 日本は、江戸時代から続く浄水技術のおかげで、 世界でも稀に見る安全な水道水を誇っています。 しかし、この恵まれた環境は、決して偶然の産物ではありません。 私たちが安全な水を当たり前に享受できる背景には、 先人たちのたゆまぬ努力と、技術革新の積み重ねがあったのです。 では、世界の人々はどうやって水を確保

          #4 冷たい水、温かい水、いつでも手軽に

          #3 清廉な水への挑戦、日本の歩み

          こんな情勢の中、未来の水を守る、私たちの選択はなんでしょうか? 一般的に言われてているのは、次のようなことだと思います。 食料自給率を上げる 日本が持つ水に関する技術を広める 節水を心掛ける 地産地消に取り組む 食品ロスを減らす けれども、本当にこれだけでしょうか。 この機会に、上下水道の歴史を紐解きながら、日本の水はいつどのように発展してきたのか、私たちが水の利用において何ができるか考えてゆきます。 東京都水道局の説明では、「江戸時代の水道は、上水とも呼ばれ、石や木

          #3 清廉な水への挑戦、日本の歩み

          #2 実は水輸入大国⁉ ニッポンの現実

          世界では、今も昔も、水は争いの火種となっています。しかし、私たち日本に住んでいると、どこか他人事に感じてしまうかもしれません。 それは、日本が豊かな自然に恵まれ、水資源も比較的豊富だから。 もう一つ、大きな理由があります。それは、日本が島国であるということ。 世界の大河の多くは国境を越えて流れているため、水利権をめぐる国家間の紛争に発展しやすいのです。 しかし、日本には、国境を越えて流れる川はありません。 もちろん、日本国内でも、江戸時代以降、灌漑用水や水利権をめぐる

          #2 実は水輸入大国⁉ ニッポンの現実

          #1 人類史を潤した「水」物語と争い

          人類の文明は、大河とともにありました。 水は、文明を育む血液のようなもの。 しかし、現代の私たちは、蛇口をひねれば水が出るのが当たり前になりすぎて、そのありがたみを忘れがちです。 世界では、安全な水が手に入らない国々が今もなお、数多く存在します。 水は、私たち人間にとってそして地球環境にとって、かけがえのない存在。 今回から、水と文明の深い関わりから現代社会が直面する水問題まで、幅広く解説していきます。 人類は約1万年前に氷期を終え、温暖化とともに農耕・牧畜を中心とした生活

          #1 人類史を潤した「水」物語と争い

            いよいよ始まる第一章!!

          ファブナードは、2021年に創業のスタートアップ企業です。 代表の大石は、前の会社で今こそ社会的に人気となっている節水型シャワーを他社に先駆けて2018年にヒットさせ、社会的にインパクトを与えました。 2名体制で事業立ち上げを加速するので、みなさまに状況を紹介してゆきます。ご期待ください! 第一回経営会議⁉朝までの大雨が嘘のようにやみ、午後はピーカンでした。 そんな中、埼玉新座から代表大石と加入予定の方と私の合計3名で今後の進め方、経営方針などについて打ち合わせを行いまし

            いよいよ始まる第一章!!