【必見】炎症のやばさと対処法。
皆さんも一度は捻挫をしたり
包丁で指を切ったり、
蚊に刺されたりしたことがあると思います。
その際に
痛い!
赤くなった!
腫れてる…
なんか熱いな
という経験をしたことがあるはずです。
これらはバクテリアなどの病原体を撃退し、組織の損傷を修復うするための体の防御機構です。
これらは炎症と呼ばれ、炎症は急性炎症と慢性炎症に分けられます。
先ほど挙げたような反応は急性炎症に見られ、
慢性炎症では
倦怠感(なんか体重い…など)
筋肉痛や関節通
便秘や下痢、胃腸の不調
体重増加
頭痛
皮膚の発疹
などの症状が見られます。
これらは我慢する気になれば我慢できてしまいますので、あまり重大な問題と考える人が少ないのですね。
しかしながら、これらは
アルツハイマー型認知症
癌
不安やうつ病
高血圧、心臓病、脳卒中
2型糖尿病
アレルギーや喘息
関節炎
ニキビや湿疹
などに寄与する可能性が示されています。
そのため炎症を見逃しておくのは非常に危険かと…
そこで、Harvard medical schoolは炎症の予防戦略を6つ打ち出してくれています。
1つ目は、果物、野菜、ナッツ、全粒粉、脂肪の多い魚(サーモン、イワシ、マグロなど)、オリーブオイルなどの体に良い油を食べることを提言しています。
また、ソーダやキャンディーなどの砂糖や、クッキーやパイなどの精製された炭水化物の摂取を少なくすることを推奨しています(全くとるな!とは言ってませんので制限しすぎて気持ちが折れないようにしてくださいね…)
2つ目は、毎週少なくとも150分の有酸素運動と週に2~3回の筋力トレーニングを行うことです。
肥満に伴う慢性的な軽度炎症がインスリン抵抗性や動脈硬化の原因であるなどの報告もありますので、肥満予防のためにも運動は必須かと思いますね。
また、座りがちな生活も慢性的な炎症を引き起こすと考えられておりますので、運動だけでなくこまめに歩くことなども重要かと…
3つ目は、体重管理です。
(これは上記とかぶりますので手短に…)
4つ目は、毎晩少なくとも7~9時間の睡眠です。
睡眠はなかなか面白く難しいもので短くても長くてもやはり健康には悪影響になることが多く報告されています。
また、近年では睡眠の質が高血圧などに関連することが報告されています。
そのため、今後は睡眠時間と質が非常に重要である可能性がありますね。
とりあえずは少なくとも7時間は寝ることが重要かと。
5つ目は、禁煙、アルコールは1日1~2杯までです。
禁煙は言うまでもありません。
一方、アルコールは遺伝によりいわゆるお酒の強さが異なりますので、
遺伝子により適量は違ってくると思うのですがそのあたりの研究もできれば楽しそうですよね…(脱線してすいません)。
最後は、深呼吸、瞑想、ヨガなどのリラックスする活動を行うことです。
瞑想やヨガは時間的にも難しい…という方でも
少し外に出て深呼吸はできるはずです!
仕事などのストレスはあると思いますが一度大きく深呼吸をするだけで気持ちが軽くなるだけでなく炎症も抑えられるとなれば一石二鳥かと…
慢性炎症は思っているよりも健康に影響を及ぼしますので注意をしていただけるかと…
そして最後に
こんなことも知りたい!というものがありましたらぜひコメント欄へ…
では!
Reference