オールドソウル
実は・・・・
私が撮影場所で持ってきてしまったものが他にもあった。
それは、
タマリンド1個とライチ1個!! 笑
たいしたことない。
目立ちたくなかったし、レンタル衣装のポケットに入れても、あまり入らなかっただけなんだけどね。
ところが、マリア(中国人女性)はドラゴンフルーツをいくつかを荷物置き場にあった自分のバッグに保管することが出来た。
彼女の衣装にポケットはなかった。
このフルーツを持って行きたいよねと話してたときに、持って行くなら、胸のところに二つ入れればいいのではないかと冗談を言ってたけど、それはしてないと思う。
中国人男性とモデルの男性は、ビニールの買い物袋にたくさん入れて、持って行ったと思ったら、すぐに見つかってしまって、あったところに戻していた。
2人はちょっとドジで、笑ってしまった。
あんなに堂々と持っていったら、見つかるのは当たり前。
その点、マリアは、若いのに気が利いて、賢く、要領もいいし、することが何でも素早い。
さすがだ。
私もあんな風になれたらいいなと思った。
あんないい子をお嫁さんにした男性はきっと幸せだろう。(ロシア人の彼がいる)
そして、ふと思った。
私は前世で、もしかしたら、彼女と会ったことがあるのではないかって。
なんか、初めて会ったのではないような気がしてきた。
そう感じることって、たまにある。
私が今までに知りあった中国人とはまたちょっと違う。
波長が合う。
それに、もしかして、彼女はオールドソウルなのではないかって思った。
オールドソウルという概念は、道教に由来しています。すでに5回の過去生を生き、多くの経験を蓄積し、それを現在に伝えようとしているものです。道教では、魂は5回の輪廻転生を経て、地上生活で頂点に達する最終段階に入ると考えています。
この魂は人間の総合意識体との接点を多く持っているので、人の気持ちが手に取るようにわかります。
私たちが撮影を待っている間、それも暑い中、水のボトルが冷やされている場所をすぐに見つけて、私に必ずボトル1本持ってきてくれたり、アイスキャンディがあったら、それを持ってきてくれたり、彼女が一度配置されたドライフルーツのところにあったたくさんの飴も隠して、持ってきてくれた。
私の気持ちを読まれてしまった!
知り合って、そんなに時間が経っていないのに、こんなにいたれりつくせりで良いのだろうかと思ってしまったほどだ。
私は暑くて、頭がボーっとしてしまって、役立たない状態だったのに、彼女は本当にテキパキ動いていた。
年齢には勝てないなと思いながら、感謝するしかなかった。
ところで、今朝ヨガに来ていたスペイン人女性で、フィリピンで生まれ育った人が来ていたので、その人に例のドリアンのことを話し、渡せるかもしれないという可能性があった。
彼女が住んでいる近くにはフィリピン人がたくさん住んでいる(私は近くに住んでないよ!)というので、期待した。
が、
そこに住んでいるフィリピン人にいらないと断わられ、私の頭に二つの思考が同時に浮かんだ。
プラス思考 = 私が食べれる (きゃ~、やったぁ!)
+
プレッシャー思考 = Oh, No!! 熟すまでにおいが近所迷惑にならない対策を考えなければ・・・
やっぱり、誰かにあげてしまったほうがいいかもと思った朝だった。